佐々木千夏区議発言のここがおかしい!-その2【創氏改名】

  • 2019.09.26 Thursday
  • 16:12

佐々木千夏区議発言のここがおかしい!

 

要請文に続いて、テーマごとに、佐々木千夏区議の発言と問題点を順次掲載します。

その2は【創氏改名】に関して。

 

――――部分が佐々木区議の9月12日の区議会本会議での発言です。


「創氏改名、『朝鮮人は姓名を日本式に変えられ』とありますが、これは真っ赤な嘘です。「創氏改名に殺到する朝鮮人」という朝日新聞のかつての記事もありますし、「動画」もあります。実際朝鮮人の方から海外で仕事をする際に朝鮮人だと差別されるので日本式に変えて欲しいとの要望があって、日本政府も仕方なく許可したという事実があります。本当のことです。」


 名前を表示する時に「姓名」「氏名」という言葉が同じように使われることがあります。しかし「姓」と「氏」は異なるものです。 朝鮮では儒学的な考えのもと、血族集団の「姓」を重視する伝統があり、結婚しても男女とも「姓」はかえない社会でした。それを「氏」という家を中心とする日本社会の風習にくみ込もうとしたのが「創氏改名」政策で、夫婦同姓とし、名も日本風にしたものです。戦争が進む1940年、日本の戦争政策に協力させるために、朝鮮人を日本人化しようという「同化政策」=「皇国臣民化政策」の一環として行われました。この法令は突然1940211日に施行され、半年後の810日までに創氏するかどうかを決めて届け出ることとされました。届け出なければ、そのまま従来の朝鮮名が氏とされ、妻の姓も夫の姓にかわりました。届け出た場合を「設定創氏」といい、届け出ない場合を「法定創氏」と言います。「設定創氏」の場合は、日本風の姓となることが必至でした。厳密に言えば、創氏は義務=強制で、改名は「任意」でしたが、日本風にすることが推奨されました。そして、当初は官僚層や、教員など公職者が「率先垂範」を求められ、これを推進しようとした経緯があります。つまり、「自ら進んで行った」という見た目の手続き方法を総督府は強制したと言えます。役所の執拗さに押されて、わけのわからないままに手続きを行った朝鮮庶民も多かったのです。結局、「設定創氏」をした朝鮮人は80%にのぼり、20%の人が抵抗し続けました。

 佐々木区議はこうした一連の流れを無視し、一部の動きを都合よくきりとった「写真」「映像」を都合よく解釈して「創氏改名」を美化して論じています。それを「本当のことです」と断定して押しつけるのは、朝鮮通信使の問題と同様にメディアリテラシーの視点からも、まっとうな議論をするべき議会にふさわしくないことです。

 

※なお、本日26日、臨時本会議で佐々木区議の発言の一部が取り消されたようですが、その点はまた後日。

 

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