小学校道徳教科書採択にあたっての要請

2017.07.11 Tuesday 16:47
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    ☆杉並の教育を考えるみんなの会では以下の要請書を杉並区教育委員会に提出し、要請しました。

     

     

    杉並区教育委員会
    教育長 井出 隆安様
    教育長職務代理者 對馬 初音様
    教育委員 久保田 福美様
    教育委員 伊井 希志子様
    教育委員 折井 麻美子様

                                  小学校道徳教科書採択にあたっての要請
                                                                                       杉並の教育を考えるみんなの会
                                                                                       代表者:
                                                                                       住所:〒
                                                                                       電話:


    日頃より杉並の子どもと教育に深く心を砕かれておられることに敬意を表します。
    今回、「道徳」教科化により戦後初めて検定が行われ、2018年度から使用する「特別の教科 道徳」の小学校教科書の採択が行われます。私たちは、これまでの教科書採択で、特定の教科書を支持したり、排除する立場はとっていません。ただし、新しい歴史教科書をつくる会(「つくる会」)や、そこから分かれた日本教育再生機構(「再生機構」)・改正教育基本法に基づく教科書改善を進める有識者の会(「教科書改善の会」)の扶桑社版=育鵬社版・自由社版教科書(以下、「つくる会」系教科書)は例外です。「つくる会」や「再生機構」・「教科書改善の会」は、他社教科書を「自虐史観」「反日史観」などと誹謗し、日本国憲法を敵視し、日本の過去の戦争を正当化する「戦争肯定」の教科書です。そのため、天皇中心の日本を回顧的に追い求め、歴史的事実を歪曲します。この点で、私たちは育鵬社版など「つくる会」系教科書の採択に対してだけは反対してきました。

     

    今年の小学校道徳教科書採択にあたっても、私たちは前述のような立場で採択を迎えようと考え、各地での教科書展示で閲覧と意見を書くということを行ってきました。ところが、検定合格した8社66点の教科書を閲覧し、話し合った結果、教育出版の道徳教科書にだけは、子どもたちの手に渡してはならないと考えるに至り、採択にあたる皆さんに意見を申し述べることとしました。その理由は以下の通りです。

     

    第一に、どの教科書も学習指導要領と検定の縛りのためでしょう、同じような内容という印象が強いものになっています。加えて、戦後はじめての道徳教科書の検定ということで、各社が不合格にならないためか、同じ題材を多用していることも特徴です。しかし詳細に見ると、その中にあって、教育出版の教科書だけは、次のような点で、他社版と異なる内容・表現が多々あり、違和感を持たざるを得ませんでした。その中のいくつかを挙げると、
     2年生で扱っている「国旗・国歌」が他社と比べても異常に大きく偏った取り上げ方をしています。「君が代」の歌詞の説明が「日本の平和が長く続くようにとの願いだ」と虚偽の説明をし、君が代斉唱時の起立・礼の行動まで写真入りで指示しています。オリンピック・パラリンピックで使われる旗や歌は選手団の旗・歌(オリンピック憲章)なのに、これを意図的に混同して「国旗・国歌」と記述しています。
     5年生の教材「下町ボブスレー」で安倍首相の写真を載せ、5年生の「一人はみんなのために・・」で元ラグビー選手を扱った教材で東大阪市の野田市長の写真も載せています。どちらも掲載する必然性のない写真です。現役政治家の教科書掲載は、「義務教育諸学校教科用図書検定基準」の「第2章 教科共通の条件」の2の「(8)特定の個人、団体などについて、その活動に対する政治的又は宗教的な援助や助長となるおそれのあるところはなく、また、その権利や利益を侵害するおそれのあるところはないこと」に明白に違反し、教育の政治的中立を侵す重大な問題です。
      教育出版だけが、道徳のお手本にするべきとして紹介する人物に、経済界での成功者を多く掲載しています。豊田喜一郎、松下幸之助、本田宗一郎、山葉寅楠などです。これまで社会科や国語・理科などの教科書では、上記検定基準の「(7)特定の営利企業、商品などの宣伝や非難になる恐れのあるところはないこと」を根拠に、特定企業名の掲載は必ず検定で禁止されてきました。それとも矛盾するものです。
      「正しいあいさつのしかた」を小学校1年、2年と続けて指示しています。子どもたちの行為、行動を型にはめる規制・強制が至る所に強く出ています。また、「どれが正しいおじぎのしかたか」など、戦前の修身と同じようなおじぎをさせる「しつけ」・「礼儀」の教材が多く取り入れられています。

     

    第二に、ではなぜ、教育出版の小学校道徳教科書が他社と違う多くの問題点があるのか?
    この教科書の編著者を調べてみて、その理由がわかりました。
    育鵬社の中学校社会科教科書をつくり採択活動を行ってきた日本教育再生機構(「再生機構」、八木秀次理事長)の道徳教育の中心メンバーが、教育出版の監修・編集執筆者に名を連ねています。まず、監修者の貝塚茂樹氏(武蔵野大学教授)と柳沼良太氏(岐阜大学大学院准教授)があげられます。貝塚氏は「再生機構」がつくり、育鵬社から出版した道徳教科書のパイロット版『13歳からの道徳教科書』の中心的な編著者です。貝塚氏は下村博文文科相(当時)が、13年に道徳の教科化に向けて設置した道徳教育の充実に関する懇談会の中心的なメンバーで、「再生機構」の理事、日本会議の関係者です。柳沼氏は、貝塚氏とともに小学校道徳教科書のパイロット版『はじめての道徳教科書』(育鵬社)の編著者を務めた物です。この二人と八木秀次氏が、「再生機構」の機関誌『教育再生』(2013年12月号)で道徳教育とその教科化を推進する鼎談をしています。
    この二人以外にも、育鵬社発行の『学校で学びたい日本の偉人』の著者の一人である木原一彰氏(鳥取市立世紀小学校教諭)や武蔵村山市立第八小学校・校長牧一彦氏、主任教諭・小山直之氏、同嶺井勇哉氏の計3人も教育出版道徳教科書の著者に入っています。武蔵村山市には貝塚氏が道徳教育の指導にはいっています。同じ小学校の教員3名が著者に入るのは異例なことです。

     

    第三に、最近、小学校道徳教科書採択で、安倍晋三首相に近い赤池誠章衆院議員による教育出版の採択を支援・推進する動きが表面化しています。赤池氏は、第2次安倍政権と第3次安倍政権で文部科学政務官を務め、現在は参議員自民党の文教科学委員会委員長です。
    今年の道徳教科書採択に当たって、赤池氏は各社道徳教科書には、愛国心にそった教材がほとんどないと批判し、そのなかで唯一教育出版だけが及第点だとして、自身がつくった教科書の採点表では、教育出版に他社本の倍以上の評価点をつけました。そして教科書展示会へ参加し意見を書くよう呼びかけています。赤池氏は、日本会議国会議員懇談会(「日本会議議連」)の事務局次長で、日本の前途と歴史教育を考える議員の会(「教科書議連」)、神道政治連盟国会議員懇談会、みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会、創生「日本」、新憲法制定議員同盟、日教組問題を究明し、教育正常化実現に向け教育現場の実態を把握する議員の会などの右翼議連に所属する議員です。
    「再生機構」・「教科書改善の会」の育鵬社版中学校教科書を支援し、採択を推進してきた赤池議員が教育出版の道徳教科書を絶賛し採択を支援しているのは、「再生機構」が、この教科書を育鵬社版の代役として位置付けているからと考えられます。

     

    以上のような点から、教育出版の小学校道徳教科書は、ある意図を持った人々による編纂であり、「つくる会」系教科書と同じようなものと考えざるを得ないという結論に至りました。

     

    私たちは、「道徳」という教科は、子どもたちが周りにある様々な人間関係の中から、自ら考え、みんなで話し合い、行動の規範を見つけ出す学びだと考えています。押しつけの中からは何も生まれませんし、覚えこむ学びでもないはずです。初めから「こうあるべき」という押しつけの「道徳」は子どもたちの成長に役立つものとは思われません。

            

    以上のような観点から、今回の道徳教科書の採択にあたって、教育委員の皆様が、杉並区でかつて教科書採択時に犯した誤りを再び繰り返すことのないように、深慮を重ねて採択にあたることを心から願い要請する次第です。

     

                                          2017年7月 11日
     

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    数研出版の’慰安婦’、’強制連行’削除に関するアジア平和と歴史教育連帯の声明書

    2015.01.18 Sunday 10:11
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      韓国アジア歴史連帯から声明が届きましたのでお知らせします。
      文面は韓国語のみです「みんなの会」メンバーが翻訳してくださいました。
      原文は下に表記します。

      声明書
      −日本数研出版社高等学校教科書の日本国“慰安婦”と“強制動員”関連記述自主削除についてのアジア歴史教育連帯声明−
       
       
      日本の数研出版社は高等学校の現代社会2種と政治経済1種等、教科書3種で日本国の“慰安婦”と“強制連行”等の表現を削除する旨改訂要請をした。これを文部科学省は2014年12月11日承認した。アジア歴史教育連帯は日本の反平和的行為について以下のように要求する。
       
       
      1,韓日間の葛藤を増幅させる“慰安婦”記述削除を中止せよ!
       今年は韓日協定50周年である。この契機に韓日の市民社会はいま最悪の状態に達している。韓日関係が友好的関係に転換されることをどの時代よりも期待しながら、4月初めにある日本の中学校教科書検定がその期待を裏切るのではないかと気をもみ、心を焦がしている状況である。このような時点で明らかになった数研出版社と文部科学省の理解しがたい措置はこの憂慮を現実化している。すでに中学校教科書で日本国“慰安婦”問題をすべて削除する今回の事態は高等学校の教科書からも“慰安婦”の真実をなかったことにするのではないかとの憂慮をさせるに十分である。数研出版社と文部科学省は自分たちの行為が韓日の友好関係に深刻な脅威となることを直視してもらいたい。
       
      2,数研出版社は日本の政府の立場だけを一方的に伝達する傀儡役をやめろ!
       数研出版社が修正要請した教科書のひとつである現代社会教科書は検定通過当時、“1990年代に提起された第二次世界大戦中の従軍慰安婦問題、韓国・朝鮮国籍の前軍人・軍属についての補償問題、強制連行、強制労働についての補償問題等、日本には第二次世界大戦の未解決問題がある”と記述した。このような記述を今回の修正を通して“1990年代には第二次世界大戦中日本から被害を受けた個人が‘個人に対する補償をされていない’とし、謝罪を要求したり補償を要求する裁判を起こしている”と変えた。結局この教科書は“慰安婦”問題が韓日協定を通して既に解決した問題だとの日本政府の立場を示唆しながら、被害者たちが“不当な”個人補償を要求しているかのように主張しているのだ。修正された他の教科書も同じ内容を盛っている。これは韓国政府や被害者の立場をまったく考慮いない主張である。
       
      3,日本政府は出版社に不当な圧力を中止せよ!
       数研出版社は今回、修正の理由を“客観的な事情の変化などに従ったもの”だと明かしている。しかしその“客観的な事情の変化”とは日本政府の不当な圧力である事実は今や子どもでも知る事実となった。日本政府はすでに2013年12月、“政府見解や確定判例があるならこれを基準に記述する”という検定基準を提示し、‘教科用図書検定調査審議会’を通し明文化している。このような検定基準は今後、中・高等学校教科書検定過程にとんでもない圧迫となることは明らかである。教科書修正の義務や検定の義務にかかわらず自発的に修正を要請した数研出版社の事例は教科書出版社が政府の圧迫をどれほど大きく感じているかを端的に見せている。日本政府は検定制度の趣旨をないがしろにする不当な圧力を即刻中止せよ。
       
      4,日本の高等学校は韓日関係を正しく記述する教科書を採択せよ!
       教科書の重要内容が修正されれば、その教科書を採択した学校現場ではその教科書の採択を再検討することが当然である。友好的韓日関係と東アジアの平和のためには戦争犯罪と植民地犯罪を直視する教科書を採択することが望ましい。日本国“慰安婦”問題と強制連行についての記述は、そのような問題意識を一番先鋭に語っている。間違った過去を反省し新しい未来を展望する歴史認識は、日本のみならずすべての国家が堅持すべき教育の原則である。日本の高等学校ではこのような原則を破る数研出版社の教科書採択を中止し、原則を重視する教科書を採択するのが当然である。日本の高等学校の正しい教科書採択は、戦争と植民地犯罪を隠蔽する間違った歴史記述をしりぞけ、日本政府の一方的な強圧を防ぎ止める堅固な支柱となるだろう。また、2015年は韓日間の新しい平和の出発点の礎となることだろう。

      [성명서]

      - 일본 스우켄(數硏) 출판사 고등학교 교과서의
      일본군 ‘위안부’와 ‘강제동원’ 관련 기술 자진 삭제에 대한
      아시아평화와역사교육연대 성명-
       
      일본 스우켄 출판사는 고등학교 현대사회 2종과 정치·경제 1종 등 교과서 3종에서 일본군 ‘위안부’와 ‘강제연행’ 등의 표현을 삭제하는 수정요청을 했다. 이를 문부과학성은 2014년 12월 11일 승인했다. 아시아평화와역사교육연대는 일본의 반평화적 행위에 대해 다음과 같이 요구한다.

      1. 한일 간 갈등을 증폭시키는 ‘위안부’ 기술 삭제를 중지하라!
        올해는 한일 협정 50주년이다. 한일 시민사회는 이를 계기로 최근 최악의 상태로 치닫고 있는 한일관계가 우호적 관계로 전환되기를 그 어느 때보다 기대하면서, 4월 초에 있을 일본 중학교 교과서 검정이 그러한 기대를 저버릴까 노심초사하고 있는 상황이다. 이런 시점에서 불거진 스우켄 출판사와 문부과학성의 이해하기 힘든 조치는 그 같은 우려를 현실화시키고 있다. 이미 중학교 교과서에서 일본군 ‘위안부’문제를 모두 삭제한 마당에 이번의 사태는 고등학교 교과서에서도 일본군 ‘위안부’의 진실을 모두 지워버리는 것이 아닌가 하는 우려를 낳기에 충분하다. 스우켄 출판사와 문부과학성은 자신들의 행위가 한일 우호관계에 심각한 위협이 되고 있음을 직시하기 바란다.

      2. 스우켄 출판사는 일본 정부의 입장만을 일방적으로 전달하는 꼭두각시 노릇을 그만두라!
        스우켄 출판사가 수정을 요청한 교과서 중 하나인 현대사회 교과서는 검정통과 당시 “1990년대에 제기된 제2차 세계대전 중의 종군위안부문제, 한국·조선 국적의 전(前)군인·군속에 대한 보상문제, 강제연행, 강제노동에 대한 보상문제 등 일본에는 제2차 세계대전의 미해결 문제가 있다”라고 기술했다. 이 같은 기술을 이번 수정을 통해 "1990년대에는 제2차 세계대전 중에 일본으로부터 피해를 본 개인이 '개인에 대한 보상은 해결되지 않았다'며 사죄를 요구하거나 보상을 요구하는 재판을 일으켰다"로 바꾸었다. 결국 이 교과서는 ‘위안부’문제가 한일협정을 통해 이미 해결된 문제라는 일본정부의 입장을 시사하면서, 피해자들이 ‘부당한’ 개인보상을 요구하고 있는 것처럼 주장하고 있는 것이다. 수정된 다른 교과서도 같은 내용을 담고 있다. 이는 한국정부나 피해자의 입장은 전혀 고려하지 않은 일방적 주장에 불과하다.

      3. 일본 정부는 출판사들에 대한 부당한 압력을 중지하라!
        스우켄 출판사는 이번 수정의 이유를 “객관적인 사정의 변경 등에 따른 것”이라고 밝히고 있다. 그런데 그 ‘객관적 사정의 변경’이란 일본 정부의 부당한 압력이라는 사실은 이제 삼척동자도 다 아는 사실이 되었다. 일본 정부는 이미 2013년 12월 “정부견해나 확정판례가 있으면 이를 기준으로 기술한다”라는 검정기준을 제시하고 ‘교과용도서 검정조사심의회의’를 통해 명문화 한 바 있다. 이 같은 검정기준은 향후 중고등학교 교과서 검정과정에서 엄청난 압박으로 작용할 것이 분명하다. 교과서 수정의 의무나 검정의 의무가 없음에도 불구하고 자발적으로 수정을 요청한 스우켄 출판사의 사례는 교과서 출판사들이 정부의 압박을 얼마나 크게 느끼고 있는지를 단적으로 보여주고 있다. 일본 정부는 검정제도의 취지를 무색케 하는 부당한 압력을 당장 중지하라.

      4. 일본의 고등학교들은 한일 관계를 올바로 기술한 교과서를 채택하라!
        교과서의 중요 내용이 수정되면, 그 교과서를 채택한 학교 현장에서는 그 교과서의 채택을 재검토 하는 것이 당연하다. 우호적 한일 관계와 동아시아 평화를 위해서는 전쟁범죄와 식민지 범죄를 직시하는 교과서를 채택하는 것이 바람직하다. 일본군 ‘위안부’ 문제와 강제연행에 대한 기술은 그 같은 문제의식을 가장 첨예하게 대변하고 있다. 잘못된 과거를 반성하고 새로운 미래를 전망하는 역사인식은 일본 뿐 아니라 모든 국가가 견지해야 할 교육의 원칙이다. 일본의 고등학교에서는 이 같은 원칙을 저버린 스우켄 출판사의 교과서 채택을 중단하고, 그 같은 원칙을 중시하는 교과서를 채택해야 마땅할 것이다. 일본 고등학교의 올바른 교과서 채택은 전쟁과 식민지 범죄를 은폐하는 잘못된 역사기술을 물리치고, 일본 정부의 일방적인 강압을 막아내는 든든한 버팀목이 될 것이다. 또한 2015년을 한일 간 새로운 평화의 출발점으로 만드는 밑거름이 될 것이다.

      2015. 1. 13
      아시아평화와역사교육연대


        
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      杉並区中学校教科用図書採択に関する声明

      2011.08.11 Thursday 13:21
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        昨日夜の「みんなの会」の教科書採択報告集会で発表された「声明」をUPします。

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         杉並区中学校教科用図書採択に関する声明

        杉並区教育委員会は、本日、来年度から四年間使用する中学校教科用図書の採択を行いました。
        私たちは朝から「子どもたちにあの教科書は渡さない!」強い思いを集めて、炎天下に300人を超える人々が集まりました。私たちの集会を妨害するために右翼の街宣車がわけの分からないことをがなりたて、ああいう人々が推奨する教科書だからこそダメなのだという見本のような場面でした。六年間あの教科書で苦労を重ねてきた教員から、中学生の保護者から、在日の仲間から、「もうごめん」のメッセージが表明されて、改めて、三度くりかえさせない思いを強くしました。
         午後からの教育委員会には、20席に260人を超える人々が傍聴を求め、教育委員会室に入れなかった人々が別室で音声を聞く、ということになりました。
         教育委員長の大蔵氏は、委員長の職務である会議進行を忘れたかのように、自説を延々と述べ、何とか議論の誘導をしようとする姿が露骨でした。国語の教科書を選ぶ段になって、宮坂委員は相も変わらず、「平和志向の強い教材はいかがなものか」と述べ、傍聴者の失笑を買う場面もありました。
         こうして、社会科の採択結果は、歴史・公民とも「帝国書院」ということで決定。その瞬間、別室で傍聴していた人々は、静止の指示にもかかわらず、大きな拍手の沸く場面となりました。私たちの息の長い運動が今日の成果につながったことは紛れもない事実です。六年間の汚名を晴らすことができ、子どもたちにやっと顔向けができるという思いです。
         中学校の社会科の先生は「子どもたちがいかに賢くなり、社会の一員として参画してくれるかという視点でみれば、今回の採択は当然の結果です。教育の論理が政治の論理に打ち勝った、と思います。良かったです。」「育鵬社・自由社の教科書不採択が決まりほっとしています。日本国憲法を生かした教育のためにはこの2社は否定しなければならないと考えていました。しかし、現1年生は2・3年で扶桑社を使うという問題は残されます。」、というコメントを寄せています。
         しかし、一方で今回の採択は、今までになかった地域で「育鵬社」版・「自由社」版の教科書が採択されるという事態が進行していることに大きな危惧を感じます。今まで採択していた杉並で再度の採択を狙った彼らの意図をくじくことができたことが、これまからの採択地区への励ましとなってくれることを願います。
         私たちはこれですべて終わりとすることなく、子どもたちが、憲法の下で健やかに成長できる社会をつくるために、これからも力をあわせましょう。
          

         2011年8月10日

         杉並の教育を考えるみんなの会

         

         

          

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        杉並で6年ぶりに教科書奪還

        2011.08.11 Thursday 12:47
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           昨日杉並区で教科書採択がありました。
          6年間東京都の行政区で唯一「つくる会」系教科書を採択していた杉並区で、今回は不採択となりました!

          さっそく傍聴記を送ってくださった方がいますので紹介します。


          杉並で6年ぶりに教科書奪還  
                                     
                                          BY 多面体

          35度近い酷暑の8月10日(水)13時から杉並区教育委員会の教科書採択の定例会が開催された。区役所東館5階の第3・4委員会室には、市民263人が詰めかけ、広い部屋がほぼいっぱいになった。12時半から抽選が行われ当選者20人が会議の傍聴をした。杉並では補欠10人を含め、希望者全員がこの大部屋で音声中継を聞くことができる。

          教科書の調査研究は4月から5回行い、7月21日以降教育委員への報告と質疑応答を3回行った。また教科書展示会には371人の区民が訪れ262通のアンケートが寄せられた。

          教育委員は下記の5人で、議長は大蔵委員長である。

          委員長 大藏 雄之助

          委員長職務代理者 宮坂 公夫

          委員 田中 奈那子

          委員 對馬 初音

          教育長 井出 楼

           

          この日の採択は国語・書写、社会(地理、歴史、公民)、数学・・・という順序で進んだ。歴史の前哨戦・地理で、まず大蔵委員長から領土問題、とくに帝国書院に竹島(独島)問題が出ていないと先制攻撃があった。帝国は現在杉並区が採択している教科書である。これに対し井出教育長から「社会科の特性として、社会を総合的に認識し、公民的資質を育成するということがある。したがって地理も歴史や公民を踏まえて学習することが望ましい。この点帝国は世界地図と相関させて地理学習を進めることを編集方針とし、コラムで歴史的背景を書き、三分野を相関して学ぶことができる」との総論が語られた。じつはこの発言が、歴史・公民の採択に大きな影響を与えることになった。

          地理は「つくる会」系の教科書がないこともあり、従来どおり帝国に決まった。

          さて問題の歴史である。大蔵委員長は、憲法制定の書き方、アイヌ・琉球など少数民族の扱い、江戸時代の一揆、国際連盟規約委員会で日本が人種的差別撤廃の提案をしたがウィルソンの反対で却下されたことなど、いかにも「つくる会」系の考えを述べた。

          続く宮坂委員も、神話の重要性、批判する前に父祖の考えを知ることの重要性、当時のままの言葉で学ぶことの重要性(例 大東亜戦争)などに触れたあと「少なくとも、おまえたちは犯
          罪者の子孫だよ。人のことなど考えず自分の思うとおりに生きなさいという極端な自己中心主義はいかがなものか。この国の文化や伝統を学び、この国に誇りをもってもらいたい。一方、地歴の教科書と同じ出版社という考えをあまり進めると、2年前のわたしたちの判断が間違っていたということになる」と締めくくった。

          これに対し、田中委員は子どもや教員にとってよい教科書という観点、對馬委員は生徒に考えさせる部分や課題が多いという点から帝国を推した。また井出教育長は「宮坂委員は犯罪者の思想、犯罪国家というが、そういう記述のある教科書は1社もない。また一揆はたしかに12行使って説明があるが、江戸時代ではそれ以上に、新田開発、海運、化政文化の記述が詳しく、けして『暗い江戸時代』ということはない」とたしなめた。相手側から批判されると、言葉どおりだと受け取ることが多いが、事実に即してその場できちんと反論することは重要だと改めて感じた。

          このあと大蔵委員長からバランスの問題や帝国は細かいところに間違いが多いなど、小声で反論があった。そこへ田中委員から「5月に都の学力調査報告を聞いた。社会科以外は杉並は都の平均より7-8ポイント高いのに、社会科の「読み解く力」「(背景や意図を)読み取る力」のみ+3ポイントにとどまった」という批判、對馬委員から「保護者から、現行の扶桑社は問題集や参考書も市販されておらず模擬試験に対応していいない、といわれた」との指摘があった。

          これに対し大蔵委員長から「たしかに自虐的な記述はなくなった。扶桑社は、はりきりすぎて誇張した書き方の部分があった。育鵬社になりかなりよくなり、『普通の教科書』になった。自由社は扶桑社時代よりはりきりすぎ、教科書としては行き過ぎの点もある。他は長年教科書をつくっている会社で、東書は細かい間違いは少なく、整っているが、ヒマなときに一度読んでみようかという感じでつまらない。両方兼ね備えた教科書が望ましい」と、反論なのかよくわからない意見表明があった。

          そのあと10分ほど応酬があり、いよいよ採択かと思ったら委員長は「歴史は公民とも関係があるので」と公民の採択に話が移った。こんなフェイントもありなのかと思った。

          大蔵委員は、帝国の構成の問題点を挙げ、對馬委員は教員アンケートから帝国、田中委員は「みんなのなかではっきり意見をいえる」ということから帝国か東書、宮坂委員は自由社か育鵬社との意見だった。井出教育長は「地理との相関で、自動的に帝国といっているわけではない。指導要領は、社会参画や持続可能な社会を維持し、どう次の世代へつなぐかという社会的責任を強調している。この点、帝国は『持続可能な社会』を一貫して貫く編集方針にしている」と述べた。

          これに対し大蔵委員長から、帝国は間違いは少ないが、朝鮮韓国人学校差別や死刑廃止の記述で問題があるとの指摘があった。これに対し井出教育長から帝国は「対立と合意」「効率と公正」を積極的に取り上げているので、死刑廃止についてもこの観点から疑問が出るだろうし、学習のなかで考えを深めていける、との反論があった。

          大蔵委員長は万事休したと判断したようで、「帝国が多数なので、歴史も合わせて両方とも帝国書院に決定します」と宣言した。

          思わず傍聴席から大きな拍手が起こった。笑声が漏れたところで、委員長から「傍聴の方に申し上げる。賛否の意思表示はご遠慮いただく方針であり、慎んでいただきたい」との言葉があった。

          苦節6年、杉並にやっと「普通の教科書」が戻ることになった。2年前は滋賀県の河瀬中学、今回は杉並で挽回することができた。今回は都教委ほかに加え、横浜市、大田区、武蔵村山市で新たに「つくる会」系の教科書が採択されたが、今後は発生しないことを祈りたい。


           

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          記事の紹介:市民交流で友好紡ぐ 認識共有へシンポ

          2011.08.04 Thursday 15:52
          0
             
            横浜市では育鵬社の教科書が採択されたということ。
            杉並区では、絶対に今回は採択させないようにしたいですね。

            さて、朝日新聞「神奈川版」で、杉並区でおこなわれたシンポジウムの模様が記事になりましたのでご紹介します。

            市民交流で友好紡ぐ 認識共有へシンポ
            2011年08月03日
                             ↑ここをクリック

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            ■「みんなの会」からのお知らせです■

            2011.08.03 Wednesday 23:16
            0

              杉並区教育委員会は、8月10日(水)午後1時から
              教科書採択をおこないます。

              「みんなの会」としての採択当日の取り組みは、
              下記のとおりです。

                ------------------------
                  区庁舎前集会
                ------------------------
              005年に杉並区は、教員や保護者、区民の多くの反対意見を
              おしきり「つくる会」の歴史教科書を採択しました。
              杉並区立中学校の子どもたちや教員は、その「つくる会」の
              教科書を、押し付けられて6年間、大変な苦労と迷惑を強い
              られてきました。今年こそ、「つくる会」の歴史教科書を杉並
              から追い出しましょう。
               みなさん!ご参加いただけると嬉しいです。

              日時●8月10日(水) 午前10時〜11時30分

              場所●杉並区区役所前(青梅街道側)
                 
                ※炎天下で暑いです。飲料水と帽子を忘れないで!

              ★傍聴受付及び抽選場所:区議会第3・4委員会
                           (区役所中棟5階)
              ★傍聴希望受付開始時間:12時から12時30分

               -------------------
                  報告集会
               ------------------

              上記の採択結果をうけて、次の通り報告集会をおこないます。
              こちらにもご参加、お願いします。


              日時■8月10日(水)午後6時〜8時30分

              会場■杉並区立産業商工会館1階展示室
                    <JR阿佐ヶ谷駅南口徒歩5分>

              内容■採択傍聴者からの報告/運動の総括
                  
                 [全国の教科書採択の動向]→石山久男さん
                          (子どもと教科書全国ネット21)
               
              主催■「杉並の教育を考えるみんなの会」

               

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              緊急アピール:育鵬社版・自由社版教科書は子どもたちに渡せない

              2011.07.25 Monday 13:32
              0

                歴研、歴科教、日本史研究会、歴教協の4者協で教科書問題の以下の声明を出しました。
                アピール文をUPします。

                ーーーーーー

                緊急アピール:育鵬社版・自由社版教科書は子どもたちに渡せない


                本年は中学校教科書の採択がおこなわれます。かつての「新しい歴史教科書を
                つくる会」(以下「つくる会」)の流れをくむ運動は、この採択の機会を最重要
                視しており、育鵬社版・自由社版の二種のうち、いずれかの教科書が採択される
                ことを目標に、日本会議をはじめとする諸団体は全国的に活動を展開しています。
                両社版とも既に市販本が売り出されており、この運動の成果を公衆にアピールし
                ている一方で、これら教科書を編集した人たち自身が、他社から発行される教科
                書を「自虐史観」や「東京裁判史観」にもとづくものであると指弾して、繰り返
                し誹謗や攻撃をお
                こなっています。
                 私たちは、育鵬社版と自由社版の教科書の、いずれもが子どもたちに渡されな
                いように、これら教科書の採択に反対するものです。「つくる会」の手による
                「新しい歴史教科書」(2001年以降、扶桑社版)は、全般的に基本的な誤り
                や不正確な部分が多くあり、歴史研究の成果を踏まえない記述に満ちた粗悪なも
                ので、社会的にもたいへん問題になったのは、記憶に新しいところです。非常に
                多くの間違いや不適切な記述が訂正されないままに、「つくる会」教科書が教育
                現場に導入されてしまい、このような欠陥教科書を使わされた中学生や教員等が
                甚大な被害を受けたことは、職能としての歴史研究を重視する諸団体にとっても、
                痛恨のきわみであったと言わざるを得ません。歴史研究と歴史教育とのあいだで、
                たいへん大きな問題を抱えこむことになってしまいました。
                 育鵬社版・自由社版の教科書は、実質的にこの扶桑社版の後継にあたります。
                2006年に、「つくる会」は内部抗争を起こして二派に分裂しました。版元の
                扶桑社が「つくる会」と絶縁したため、2010年度からは、版元を自由社に移
                して「つくる会」教科書(自由社版歴史教科書)が刊行されています。一方、分
                裂したグループは「日本教育再生機構」や「教科書改善の会」を結成し、こちら
                の方は、扶桑社の子会社として設立された育鵬社から、教科書を発行しています。
                運動の分裂は、結局類似した内容をもつ二種類の教科書の発行をもたらすことに
                なりました。
                 扶桑社版と同様に、育鵬社版・自由社版の双方に、重大な問題点があるのを見
                過ごすことはできません。両社版とも本年の検定に合格しましたが、付けられた
                検定意見の数がきわだって多いのが注目されます。育鵬社版が150件に自由社
                版が237件と、歴史教科書全体での平均件数116をいずれも上回っています。
                さらに両社とも、誤記などの理由で多数の訂正申請を文部科学省におこなってお
                り、さらにこの訂正以後もなお史実誤認や間違いが多く残ってしまうという有り
                さまです。そもそも歴史研究の成果を教科書叙述に反映する姿勢があるのかさえ、
                疑問です。
                 さらに、次のような問題点も、解消されないままに存在しています。
                ・全体に民衆のとらえ方が一面的な記述になっています。国家の指導者やいわゆ
                る「偉人」の業績は特筆されていますが、文化や生活の項目以外には民衆の主体
                的・能動的な姿がほとんど登場しません。
                ・一方で、取り上げられる有名人物の数だけはこれまでに無いほど多く(育鵬社
                540名、自由社391名)、学習を困難にしています。この人名数をもって、
                両社とも学習指導要領に忠実な編集と自負していますが、果たして中学校教科書
                として取り上げるのに適切な分量といえるのでしょうか。偉人伝を取り上げるこ
                とによる効果として、改定教育基本法を強く意識しての徳目の教えこみが目指さ
                れたもの、と評価できます。
                ・架空の「神武天皇」について「初代天皇」と記すなど、神話や物語と歴史との
                関係を誤解させやすい内容です。神話重視、「天皇」重視の記述と、縄文・弥生
                時代についてさえ一貫して使われている「わが国」といった表現とが相まって、
                国家形成や支配体制の成立といった問題がまったく不明瞭にさせられています。
                日本列島地域の歴史は、つねに国家と一体のものであった、という評価を教えこ
                むことがめざされています。
                ・植民地支配の問題をほとんど書いていません。近隣諸国の脅威、危機感が詳述
                される一方で、日本による植民地化に至る事実過程は認識しがたい内容になって
                います。植民地における近代化の功績ばかりを特筆し、支配下にある多くの人び
                との苦難については、何らふれるところがありません。アジア諸地域の人びとと
                の相互理解を妨げる、ひたすら内向きの教科書叙述と言わざるをえません。
                ・近代の戦争についても、侵略や加害の事実を充分理解できるようには記さず、
                日本国家の正当化に終始する自国中心の記述にとどまっています。育鵬社版・自
                由社版ともに、日露戦争が諸民族に独立の希望を与えたことを述べ、さらに「大
                東亜戦争」の時期の「大東亜共栄圏」を特記し、アジアの解放独立を謳ったこと
                に紙数を費やしています。その一方で、アジア太平洋戦争での惨禍については、
                日本人がわの被害・犠牲についてのみ記し、アジア諸民族の被害については全く
                無視しています。
                ・平和教育を敵視し、現代世界における戦争の違法化の動向については重視せず、
                日本国憲法に規定された戦後日本の体制を変えることを目的とする教科書となっ
                ています。育鵬社版は「日本国憲法の最大の特色」として「他国に例を見ない徹
                底した戦争放棄(平和主義)の考え」としています。自由社版も「世界で例を見
                ないもの」としており、憲法9条の規定をまったく異例な性格のものと位置づけ
                ることに主眼があるようです。9条改憲を射程に入れた、そして日本国憲法を遵
                守するどころかこれに敵対しようとする、政治的性格をもつ教科書、といえるで
                しょう。

                 10年前に、扶桑社版教科書が登場したときに出された、「緊急アピール」で
                は、次のように述べられていました。「私たちは、今日の学校教育における歴史
                の叙述は、諸国民、諸民族の共生をめざすものであるべきで、自国中心的な世界
                像を描くことや、他国を誹謗することは許されないと思います。『新しい歴史教
                科書』が教育の場にもちこまれることによって、共生の未来を築くために必要な、
                生徒の歴史認識や国際認識の形成が阻害されることを憂慮するものです」。今な
                お、あらためてこう言わなければなりません。育鵬社版と自由社版の教科書を教
                育の場にもちこんではならない、と。よって、私たちは、これらの教科書が採択
                されることに強く反対するものです。

                   2011年7月22日

                                   歴史学研究会
                                   日本史研究会
                                   一般財団法人歴史科学協議会
                                   一般社団法人歴史教育者協議会

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                シンポジウムのご案内

                2011.07.06 Wednesday 13:32
                0

                  ★-------------------------------------------★
                    杉並&ソウル市ソチョ  シンポジューム
                  <真の友好をめざして―歴史認識の共有を>
                  ★-------------------------------------------★

                  今年の夏(8月上旬頃)は、中学校の教科書採択が
                  おこなわれます。その「つくる会」の歴史教科書を
                  杉並区が採択して、早いもので6年が経ちました。


                  今年こそ、「つくる会」と「教科書改善の会」の教科書
                  採択を阻止し、採択の正常化をはかるとともに、6年前の
                  ソチョ区への非礼をわび、友好を一歩前へ進めるために、
                  日韓合同シンポジームを開催することにしました。

                  ■日時:7月16日(土)午後5時30分(開場)6時〜8時


                  ■会場:杉並区立産業商工会館 3Fホール
                  (杉並区阿佐ヶ谷南3-2-19)
                          JR阿佐ヶ谷駅南口 徒歩5分

                  ○1部
                  ■調講演:高嶋伸欣さん(琉球大学名誉教授)

                  平和と安全の出発点は隣人同士の信頼と助け合い
                  ―杉並から東アジアの新たな連帯構築をめざす―


                  ★挨拶:イ・エフンさん(韓国国会議員)

                  ○2部
                  ■日韓リレートーク:ソチョ区議会議員/杉並区議/市民/教員


                  資料代★1000円
                  ◆主催:「真の友好を求めて
                  杉並&ソチョ シンポジューウム」実行委員会
                  共同代表★小関啓子/長谷川和男
                  顧問★梁 東準 事務局長★小島政男


                  チラシはこちらからダウンロードできます

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                  横浜より署名のお願い

                  2011.06.15 Wednesday 21:20
                  0

                     横浜教科書採択連絡会より

                    横浜からの緊急のおねがい
                    **************************************
                    ネット署名もできるようになりました!
                    【転送・転載・リンク可】

                    「育鵬社」「自由社」の教科書を採択させないための
                    20万署名のおねがい

                    ****************************************
                    今、横浜がSOSです。

                    現在、全国の教育委員会では、来春から4年間、
                    中学校で使用する教科書を選ぶ採択手続きを行っています。

                    採択の対象となっている中学校用歴史と公民の教科書の中に、
                    まるで戦前の国定教科書のように
                    戦争を賛美し、国への忠誠を求める
                    「育鵬社」や「自由社」の教科書が、
                    登場しています。

                    この2社の教科書は、特殊な価値観で書かれているだけでなく、
                    事実の誤りや盗用疑惑などもあり、
                    これからの国際社会で生きる子どもたちに
                    ふさわしいとはいえません。

                    横浜市では、2009年、全国の公立中学校で唯一、
                    「自由社」の歴史教科書が採択されてしまい、
                    現在横浜市内8区で約13000人の子どもたちが
                    使用しています。

                    そして現在、前回「自由社」を選んだ教育委員が、
                    まだ3分の2残っています。
                    このままでは、横浜の教科書採択は、大変危険な事態を迎えることになります。

                    私たちは、「自由社」を採択させない!「育鵬社」も採択させない!という決意
                    で、今、20万人署名に懸命に取り組んでいます。

                    8月上旬には、採択が行われると思います。
                    従って7月上旬までという大変緊急な署名の取り組みですが、
                    「横浜教科書採択連絡会」を中心に、総力を挙げて取り組んでおります。

                    全国のみなさんには緊急なお願いですが、
                    ぜひ20万署名に、お力を貸してください。

                    署名用紙による署名だけでなく、
                    ネット署名も可能です(用紙とネットいずれかでお願いします)。

                    ●ネット署名は以下をクリックしてください。
                    転載・転送・リンクも可

                    http://sites.google.com/site/ykshimin/



                     

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                    みんなの会:学習会のお知らせ

                    2011.05.22 Sunday 19:17
                    0
                       ===================================
                          領土問題と教科書問題
                      ===================================
                      今年の夏は、来春から使用される中学校の
                      教科書採択がおこなわれます。

                      これまで社会科の一部の教科書にしか記述
                      がなかった竹島(独島)問題を「地理」と
                      「公民」のすべての教科書が取り上げてい
                      ます。
                      領土の記述が増えたのは、新学習指導要領
                      の解説書で、竹島(独島)が日本の領土で
                      あることについて「理解を深めさせること
                      が必要」と明記されたからです。

                      竹島(独島)の領有権を主張する韓国政府は、
                      反発を強めています。

                      隣国との友好を深めていくためには・・・
                      私たちはどう理解すればいいのでしょうか? 
                      はたして何が真実なのでしょうか・・・?
                      歴史をひも解きながら考えてみたいと思います。
                      みなさん! ぜひご参加ください。

                      ■日時:6月4日(土) 午後6:15(開場)6:45(開演)

                      ■会場:あんさんぶる荻窪 第1、2、3教室
                          JR荻窪駅西口徒歩5分

                      ■講師:石山久男さん
                           (子どもと教科書全国ネット21常任運営委員)
                          
                          ★参加費:500円

                      ■主催:杉並の教育を考えるみんなの会
                          ★連絡先:090-1859-6656

                      category:つくる会教科書 | by:sugiminacomments(0) | -

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