佐々木千夏区議発言のここがおかしい! 【とりあえずの最後】

  • 2019.10.02 Wednesday
  • 20:19

佐々木区議の発言はさすがにひどいもので、杉並区議会の臨時本会議を開いて「佐々木区議の発言の一部削除の申し入れ」を受け入れる(区議会会議規則上、形として本人申し入れという形をとらざるをえないようです。)こととなり、9月26日臨時本会議が開かれました。

イタリック体は引用です)

その詳しい状況報告はこちら↓

【26日本会議の様子】

杉並オンブスからあなたへ

http://atsuginami.blog.fc2.com/

わずか3分40秒の佐々木区議本人欠席の「本会議」たったということ。

(議会中継動画でも確認できます)↓

  http://vdg.jp/CeLSDDkjqQI4 

      佐々木議員から3件の発言取り消し申し出

「佐々木千夏議員から、9月12日の一般質問における発言のなかで、『いじめに関する相談』『教科書と日本人の損害』『戦後の歴史認識に関して』の発言の一部を取り消したい旨の申し出があった。」

この整理は以下の朝日新聞の記事などには以下のようにあります。

杉並区議会での朝鮮通信使発言

 http://www.asahi.com/articles/CMTW1909241300001.html?iref=pc_ss_date

  佐々木議員は12日の本会議一般質問で、小学校の社会科教科書を取り上げ、「朝鮮通信使が歓迎を受けたというのは、まったくのうそ。女性に対する暴行や殺人を起こしている」などと発言した。そのうち、「帰化人とか朝鮮人が中にいるから、こうした教科書がまかり通っているんです」「どうして歌舞伎町の一等地が朝鮮人のものなのでしょうか」「殴られたりいじめを受けたり、そうした相談が来ています」といった文言を含む3カ所の削除を申し出た。

 

では実際どうなのか?実際の発言と照らしてみます。

 

実際に『戦後の歴史認識に関して』や、『いじめ』とはどう語られたのか?以下は佐々木区議の発言です。

 いままでGHQの、戦後の誤った社会的、日本弱体化政策によって、誤った歴史によって、日本人は正しい歴史を知らされてないんです。実際は、わたくしたちは、現実は、正しいことを知らされてなかったら、実際、奴隷じゃないですか。ほんとうに家畜だと思います。ですから正しい歴史を知らされていない。みなさん教科書で書いてあることは本当のことだ、NHKが言ってることだから本当のことではないかと、わたくしも除名されてからわたくしがTwitterなどで発信していることに対していろんな方からご連絡がきたんですけれども、そのことを申し上げたら、非常に驚かれていました。NHKの番組を放送しているから、教科書に書いているから、それがすべて正しいということではないんです。戦後の日本弱体化政策によって、こうした誤った歴史観が、ずっと伝えられてきております。その弊害が今の日本のいろいろ問題になってきているわけで、現実に、杉並区のお子さんがいじめにあっているんです。

つまり、「戦後の誤った歴史観」が、私たちを「奴隷」「家畜」とし、「杉並区のお子さんがいじめ」にあっていると無理やりつなげるのです。

他にも、「いじめ」については随所に出てきます

 実際、朝鮮は日本が強制的に植民地にしたのではなくて、韓国が助けを求めてきたんです。それに対して、仕方なく日本政府は反対だったけれども、救済を求めてきたので仕方なく併合したというのが、歴史的事実です。それをもって日本は酷いことをしたんだから、お前らこれぐらいの差別当然だというふうに、殴られたり、いじめを受けたり、そうした相談が来ております。

⇒ 発言の最期の部分が、「三か所削除」のうちの一つということですが、これは、全面的に削除すべきではないでしょうか?

 

『損害』ってこの↓発言のこと? 「帰化人」発言も↓

  そしてまた大人の間でもいじめですとか、区民のかたが損害を受けられることがあって。荻窪に年商150億の食品会社の、会社の創業者のかたから実際に聴いた、実際の体験談なんですけれども。かつて在日朝鮮人の女性に、ビリヤード場を作ってあげたんですけれども。その方は、本当は1000万円かかるところを、裁判をかけて私の作ってほしいものと違うということでいわゆる難癖をつけられて、1000万円以上かかったところを、裁判所で、日本は強制的に植民地にした、いじめられた、従軍慰安婦はあったなどと法廷で騒がれて、区民のかたが、1000万円がわずか200万円しか払ってもらえなかった。こうした損害の事例、いじめの事例、また朝鮮人男性からセクハラを受けたと。そうしたまったく歴史的事実と違う事をもって、これぐらい当たり前だと言われたということが、区民のかたからきてわたくしも大変驚いております。

笑いごとじゃなくて、いなかった従軍慰安婦に10億円も政府が払って、どうしてみんな怒らないのかと。本当に思います。それは洗脳。教科書によって、NHKの番組によって、みんな洗脳されているから。…教科書を今すぐ変えてほしい、というのは変えられないので、たとえば竹田恒泰先生ですとか、百田尚樹先生の『日本国紀』を副読本として与えるとか。なぜそれがおかしいんですか。はっきり申し上げて帰化人とか朝鮮人が中にいるから、こうした教科書がまかり通っているんです。それによって日本人がどれだけの損害を受けているか。この教科書を当然改めるということは出来ないと思います。ですから副読本を配るとか、教師のみなさんに勉強会を開いていただいて、こうしたことは間違っていると子どもたちに教える。という、どちらかを取って頂きたいと思っております。  

 どうでしょう? 区議会では、「歴史認識はそれぞれ人によって違うから、それ以外の発言箇所で」ということで、「部分削除」となったようですが、これでは文脈全てが、差別を誘導しているといえるのではないでしょうか?言い換えれば、自分の主張がまず先行して、その目的のために「歴史」を歪曲し、都合よく歴史用語を当てはめているという論法でしょう。「洗脳です」を繰り返していることは、そのままご本人に返します。

 

◆「杉並オンブス」でもこう結んでいます。

 傍聴していても、佐々木議員がどの部分をどのように取り消したか、わからなかったので、区議会事務局に「佐々木議員の発言を取り消した文言」と「欠席届」について情報開示請求書を提出した。2週間以内に「可否決定通知書」が送られてくる予定です。(オンブス)

 ⇒2週間後の「通知」結果を待ちたいと思います。

 

なお、澤藤統一郎の憲法日記

 http://article9.jp/wordpress/?p=13366  

こちらのブログに、大変まっとうな批判が述べられていますので、ご参照ください。

 

 それにしても、佐々木区議の「本当です」のリフレインは、「嘘を100回言えば真実になる。」というナチスのゲッべルスのプロパガンダのフレーズを思い出します。

※注;厳密にはゲッべルスの言葉は以下のようです。

【ドイツ語】
Wenn man eine große Lüge erzählt und sie oft genug wiederholt, dann werden die Leute sie am Ende glauben. Man kann die Lüge so lange behaupten, wie es dem Staat gelingt, die Menschen von den politischen, wirtschaftlichen und militärischen Konsequenzen der Lüge abzuschirmen. Deshalb ist es von lebenswichtiger Bedeutung für den Staat, seine gesamte Macht für die Unterdrückung abweichender Meinungen einzusetzen. Die Wahrheit ist der Todfeind der Lüge, und daher ist die Wahrheit der größte Feind des Staates.

【和訳】

もしも大きな嘘を語り、しかもこれでもかというほど繰り返せば、最終的に人々はその嘘を信じるに至る。嘘がもたらす政治的、経済的、軍事的な結果に、国家が人々の目をふさぐことに成功している限り、嘘はつき放題だ。したがって、全力をあげて異論を抑え込むことは、国家にとって死活的に重要だ。真実は嘘の不倶戴天の敵であり、ゆえに真実は国家の最大の敵なのである。

     ⇒「真実は国家の最大の敵だ。」と言いきるとは、もっと恐ろしい。

 

佐々木千夏区議発言のここがおかしい!その3【ハングル】

  • 2019.09.29 Sunday
  • 21:30

佐々木千夏区議発言のここがおかしい!ーその3ー

今回は【ハングル】について。

まず、あれ?と思うことは、

『小学校の教科書について』ということですが「ハングル」?小学校でハングルのこと教科書に出てましたっけ?

まずは、佐々木千夏区議の発言から


ハングル文字の制定。この教科書にハングル文字が作られた、そしてまた長いこと朝鮮でハングル文字が使われたというのがありますけれど、これも朝鮮総督府の日本人の官僚が現在の形まで制定した。これ本当です。これは歴史的事実ですし、竹田恒泰先生、櫻井よしこさん、また、青山繁晴先生とか、いろんな有識者のかたがそのように教えられているんです。これは本当のことですから。


 「ハングル」の歴史に関しては15世紀李氏朝鮮にさかのぼります(当初は「訓民正音」)。中国大陸で「漢字」が作られ、日本列島では「平仮名」などが産み出されてきました。そして朝鮮半島では「ハングル」という独特の文字が発明されてきました。そうしたことを小学生が知ることに何の問題もありません。
ただ、ハングルが文字として整備される歴史に植民地時代の日本も関わり、その経過も評価も複雑で、それは小学生が学ぶにはふさわしいことではありません。小学校教科書にも、植民地時代における「ハングル」の記述はありません。まして「朝鮮総督府の日本の官僚現在の形まで制定した」と、何を根拠にして述べているか不明です。
佐々木区議の「官僚が制定した」というのは、1912年日韓併合時代の朝鮮総督府が、ハングルの表記法を近代的な意味での正書法として明文化した「普通学校用諺文綴字法」(※ 注1)をさすのかもしれません。しかし、これはそれまでの民間の慣習的表記法を整理し成文化したのにすぎません。その後何度かの改訂を行いますが、「新たな正書法」というよりは、従来行われていた慣習的な表記法を整理し明文化したものでした。そうした中、朝鮮語研究会が、朝鮮総督府の協力を得て、1930年に「正書法諺文綴字法」を制定しました。しかし、これは表音主義的表記法(※注2)との妥協の産物でもあり、研究会の主張が徹底されたものではなかったため、研究会の主張する徹底した形態主義的表記法(※注2)を実現させようと1933年に「朝鮮語綴字法統一案」を制定しました。その後、何度も改訂が重ねられ1988年「ハングル正書法」となります。ちなみに、この総督府に対し比較的従順であった朝鮮語学会も1942年には学会員33名が治安維持法違反として検挙されています(朝鮮語学会事件)。このように、ハングル成立には複雑な歴史がありますが、このような内容は、まず小学校では扱いません。そして、ここでもまた、佐々木区議は「本当です」「有識者」が「言っている」、と連呼しますが、前の2つの事項と同様にこれは一方的で独断的な判断で、資料に基づくものでまったくなく、議会のまっとうな言論活動を卑しめるものです。
それにしても、この方、「嘘です」と「本当です」しか言えないのでしょうか?

 

※注1「諺文(おんもん 【韓】オンムン、ハングル表記: 언문)」朝鮮固有の文字。

音声表記として精巧な表音文字の一種で、一五世紀半ばに考案され「訓民正音」として公布された。元来、漢字に対しての卑下した名称なので、現在はハングル(han-gɯr 「大いなる文字」の意)と呼ばれる。〔現代文化百科事典(1937)〕

 

※注2 表音主義的表記法とは、朝鮮語を発音通りにハングルで綴る表記法である。それに対して現代正書法は、個々の形態素を明示して綴るので形態主義的表記法と呼ばれる。

 

ここでおしまいにしようと思いましたが、最後に、ちょっとオマケがあります。(続く)

佐々木千夏区議発言のここがおかしい!-その2【創氏改名】

  • 2019.09.26 Thursday
  • 16:12

佐々木千夏区議発言のここがおかしい!

 

要請文に続いて、テーマごとに、佐々木千夏区議の発言と問題点を順次掲載します。

その2は【創氏改名】に関して。

 

――――部分が佐々木区議の9月12日の区議会本会議での発言です。


「創氏改名、『朝鮮人は姓名を日本式に変えられ』とありますが、これは真っ赤な嘘です。「創氏改名に殺到する朝鮮人」という朝日新聞のかつての記事もありますし、「動画」もあります。実際朝鮮人の方から海外で仕事をする際に朝鮮人だと差別されるので日本式に変えて欲しいとの要望があって、日本政府も仕方なく許可したという事実があります。本当のことです。」


 名前を表示する時に「姓名」「氏名」という言葉が同じように使われることがあります。しかし「姓」と「氏」は異なるものです。 朝鮮では儒学的な考えのもと、血族集団の「姓」を重視する伝統があり、結婚しても男女とも「姓」はかえない社会でした。それを「氏」という家を中心とする日本社会の風習にくみ込もうとしたのが「創氏改名」政策で、夫婦同姓とし、名も日本風にしたものです。戦争が進む1940年、日本の戦争政策に協力させるために、朝鮮人を日本人化しようという「同化政策」=「皇国臣民化政策」の一環として行われました。この法令は突然1940211日に施行され、半年後の810日までに創氏するかどうかを決めて届け出ることとされました。届け出なければ、そのまま従来の朝鮮名が氏とされ、妻の姓も夫の姓にかわりました。届け出た場合を「設定創氏」といい、届け出ない場合を「法定創氏」と言います。「設定創氏」の場合は、日本風の姓となることが必至でした。厳密に言えば、創氏は義務=強制で、改名は「任意」でしたが、日本風にすることが推奨されました。そして、当初は官僚層や、教員など公職者が「率先垂範」を求められ、これを推進しようとした経緯があります。つまり、「自ら進んで行った」という見た目の手続き方法を総督府は強制したと言えます。役所の執拗さに押されて、わけのわからないままに手続きを行った朝鮮庶民も多かったのです。結局、「設定創氏」をした朝鮮人は80%にのぼり、20%の人が抵抗し続けました。

 佐々木区議はこうした一連の流れを無視し、一部の動きを都合よくきりとった「写真」「映像」を都合よく解釈して「創氏改名」を美化して論じています。それを「本当のことです」と断定して押しつけるのは、朝鮮通信使の問題と同様にメディアリテラシーの視点からも、まっとうな議論をするべき議会にふさわしくないことです。

 

※なお、本日26日、臨時本会議で佐々木区議の発言の一部が取り消されたようですが、その点はまた後日。

 

佐々木千夏区議発言のここがおかしい!  その1【朝鮮通信使】

  • 2019.09.25 Wednesday
  • 14:44

佐々木千夏区議発言のここがおかしい!  

要請文に続いて、テーマごとに、佐々木千夏区議の発言と問題点を順次掲載します。

その1として、まずは【朝鮮通信使】に関して。

――――部分が佐々木区議の9月12日の区議会本会議での発言です。


85ページ。使節団は各地で歓迎をうけ、その宿舎には朝鮮や中国のことを知ろうと、大勢の人が押し掛けたとありますが、これはまったくの嘘です。いや本当なんです。全国で実際に女性に対する暴行ですとか殺人、今で言う関東連合のような、やくざのような。いや、これ本当なんです。各地でそうした問題をおこしているんです。実際、竹田恒泰先生ほか有識者の方が、動画などでこれはまったくの嘘だ、女性に対する暴行、殺人、強盗を繰り返す凶悪犯罪者集団であったと教えられています。根拠って、あの、本当です。記録が残っているんです。わたしは本当のことを申し上げているんです。」 


 

<佐々木氏の区議としての資質を疑う>

 佐々木区議は朝鮮通信使のことをとりあげ、杉並区の小学校が採択している東京書籍教科書に「使節団は各地で歓迎をうけ、その宿舎には朝鮮や中国のことを知ろうと、大勢の人が押し掛けた」とあるが、「これはまったくの嘘」だと断定しました。そして、議場からの疑問の声が聞こえたのか「本当です。記録が残っているんです。わたしは本当のことを申し上げているんです」と繰り返しました。具体的には、「竹田恒泰先生ほか有識者の方」「動画」などで朝鮮通信使は、「女性に対する暴行、殺人、強盗を繰り返す凶悪犯罪者集団であったと教えられています」と述べました。

 

<この発言は大きな2つの問題>

1)朝鮮通信使は、多くの地域で歓迎され、使節団に関心をもつ多数の人々が使節団を訪ねたということは、朝鮮通信使の研究で資料にもとづいて明らかにされています。書名をあげるまでもなく杉並区の図書館に多数所蔵されている一般的な概説書にもそのことが記述されています。そうした多数の書物がある中で、「これは全くの噓です」と、断言するだけの根拠をきちんと示していただきたい。「根拠」を問われ、「本当です」「記録が残っている」「○○先生など有識者に教えられた」などと言って応えたと思っているのでしょうか。これはいわば信仰・信念を告白して、私を信用せよといっているに過ぎません。議会におけるまっとうな論議の出発点になりうるものではありません。この点だけでも、佐々木氏の区議としての資質に疑問を持たざるを得ません。

 

2)後半の「有識者」の「動画」とは、どういうものなのか、また「女性に対する暴行、殺人、強盗を繰り返す凶悪犯罪者集団」であったとどのような資料を根拠に述べているのか、「you tube」をさぐってみました。「you tube」に見られる動画の中には、映像の良さを活かして資料の解説などを中心にして朝鮮通信使を論じるものもあり、また朝鮮通信使について主張したいある特定の結論があって、資料などをそれにあわせて入れながら主張に沿った展開をしていくものもあります。見る側にはいわゆる「情報リテラシ−」が求められます。学習指導要領でも偏った見方ではなく、いろいろな角度、いろいろな視点から物事を捉える力をつけることが強調されています。資料をきちんと扱えば、朝鮮通信使が教科書のような事実を持つものであることは否定できず、「凶悪犯罪者集団」などというレッテルを貼るものは、その意図をもって一面的に朝鮮通信使を論じた動画にしか出てきません。

 こうした中で、佐々木氏は、根拠にした「映像」が何なのかを明らかにする責任があります。資料を都合よく一面的に利用したような「映像」を根拠にすることは、議会で教育を論議するものとして不適切であり、不見識です。

佐々木千夏区議の議会でのヘイト発言に対する抗議活動を行いました。

  • 2019.09.24 Tuesday
  • 17:48

本日、杉並区議の佐々木千夏区議が、議会本会議で行ったヘイトピーチに関して、抗議を込めた以下の要請を行いました。

区議会各会派へのロビーイングと記者会見を行いました。

この後、随時情報を発信します。まずは、本日出した要請文です。

 

                           2019924日(火)

                            

杉並区議会議長井口 かづ子殿

杉並区議会議員各位 

          

          佐々木千夏区議会議員の発言に関する要請 

                                

日頃より 区政にご尽力されていることに敬意を表します。

2019912日の杉並区会議の本会議での佐々木千夏議員の一般質問の内容に関して、

以下のことを要請します。

 

1)佐々木千夏区議会議員に対し、議会での発言の取り消しと、差別発言に関しての謝罪を求めます。

 2)杉並区議会は、当該差別発言の問題性を重視し、当該区議に対し、区議会の総意をもって、

その全面的な取り消しと真摯な謝罪を求めてください。

3)杉並区議会は、佐々木千夏区議会議員の辞職勧告決議を上げることを要請します。

 

【趣旨】

杉並区議会という公的な場で、佐々木区議は『小学校社会科教科書』(東京書籍)の記述にふれながら 次のような事実に反する発言をし、朝鮮にルーツを持つ多くの人びとをおとしめました。

 

「『朝鮮使節団は各地で歓迎をうけ、その宿舎には朝鮮や中国のことを知ろうと、大勢の人が押し掛けた』とありますが、これは嘘です。全国で実際に女性に対する暴行ですとか殺人、今で言う関東連合のような、やくざのような各地で問題をおこしている。」と、朝鮮通信使が歓迎を受けたことを「嘘です」と断言しています。

 

また、創氏改名に関しては「朝鮮人のほうから、日本式に変えてほしいという要望があって、日本政府も仕方なく許可したのです。」さらに「朝鮮は日本が強制的に植民地にしたのではなく、韓国が助けを求めてきたのです。それに対して、日本政府は反対だったけれど、救済を求めてきたので仕方なく併合した。」と植民地化の過程を歪曲し、「その弊害が今の日本のいろいろ問題になってきているわけで、現実に、杉並区のお子さんたちがいじめにあっているのです。」と、何ら具体的な事例を示すことなく断定しました。

 

これは、基本的な人権問題で、デマゴギーによる民族差別、人権侵害に他なりません。教科書に書かれていることは、歴史学研究で明らかにされていることです。こうした一連の発言に、私たちは強く抗議します。

 

また、921日の「朝日新聞」記事によると、佐々木区議は三か所の削除を申し出たということですが、基本的趣旨は変わりません。佐々木区議は議場で「本当です。」「有識者が言った」「動画で見た」などの発言を繰り返しましたが、資料に基づく根拠なしに議論は成り立ちません。

根拠のない一連の発言の全面撤回を求めます。このような特定の民族を不当に貶め激しく攻撃するような発言は、議員の品位保持を義務づけた「地方自治法132条」違反はもちろん、「ヘイトスピーチ解消法」にも抵触します。

 

さらに、公職である佐々木区議の発言は、ヘイトスピーチを扇動することになり、社会の差別を助長する一因にもなりかねません。区議会議員としてあるまじきことです。私たち杉並区の住民として、とうてい容認することはできません。議員辞職が相当だと考えます。よって「辞職勧告決議」を上げていただくことを要望いたします。

 

 

中村平治(東京外国語大学名誉教授) 永田浩三(武蔵大学教授)、服藤早苗(埼玉学園大学名誉教授)、眦菴欣(琉球大学名誉教授)、林昭男(滋賀県立大学名誉教授)、林知子(群馬大学名誉教授)黒川みどり(静岡大学教授)、趙 景達(千葉大学人文科学研究院教授)、伊藤 定良(青山学院大学名誉教授)、小林 緑(国立音楽大学名誉教授)、河添 誠(都留文科大学非常勤講師)、小田川 興(在韓被爆者問題市民会議代表)、大門正克(早稲田大学特任教授)、丸浜昭(歴史教育者協議会副委員長)、熊谷博子(映像ジャーナリスト)、三上昭彦(元明治大学教授)、池田香代子(作家・翻訳家)

                         <順不同> 他 杉並の住民多数

 

連絡先:杉並の教育を考えるみんなの会 <アドレス info@sugimina.com >

 

当日の様子は以下のTwitterで見れます。

 

杉並の問題をみんなで考える会 http://suginami.kangaeru.tokyo/
Twitter

特別な教科道徳ってなに?

  • 2018.02.20 Tuesday
  • 19:51

「特別な教科道徳」って何?  ー子どもの内面に介入しないためにー

 

20184月から小学校で「特別な教科 道徳」が新設されます。

今年度から「道徳」の教科書も検定教科書となり、「評価」の対象になります。

これまでの「道徳」の授業と何が変わるの?

道徳の教科化の問題点と、学校教育、子どもの成長に及ぼす影響を考え、授業のあり方まで考えます。

 

お話:宮澤弘道さん(公立小学校教員)

 

プロフィール:1977年、東京都生まれ。公立小学校教員。「道徳の教科化を考える会」代表。『季刊福祉労働』編集委員(現代書館発行)。2015年2月、「道徳の教科化を考える会」を立ち上げ、学習会を主催しながらその問題点を整理中。

 

日時:2018310日(土)午後1830分〜830(開場630分・開演1845

 

会場:杉並区立産業商工会館 展示室 JR「阿佐ヶ谷」駅南口より徒歩5

                            丸の内線「南阿佐ヶ谷」駅より徒歩3分 

                                               (杉並区阿佐谷南3丁目2番19号)

 

参加費:700

主催:杉並の教育を考えるみんなの会

 

『教育勅語』を今読み直して分かること

  • 2017.10.07 Saturday
  • 15:01

杉並ほっとコミュニケーション第31期
戦争と現代 part


1945年8月15日の日本の敗戦から70年以上が過ぎ、「戦争の記憶」が薄らぎつつあります。
再び同じ道を進むのか、と思われる社会状況も見られます。
そのような中で、戦争とは、戦後とはどのようなものだったのか、考えていきたいと思います。

 

『教育勅語』を今読み直して分かること

 

ー高校生が読み解いた『教育勅語』の歴史的”役割”と現代社会との関連ー

 

お話: 高嶋 伸欣さん(琉球大学名誉教授)

 

2017年の出来事の一つに『教育勅語』への関心の急な高まりがあります。
なぜ今になって注目されたのか。『教育勅語』の本来の意味はどのようなものだったのか。
今の時代、話題とすることにはどのような意味があるのでしょうか。
歴史を考えるときは5W1Hの内の、いつ・何処で・誰が・何を、の4Wを出発点にしながら、WHYとHOWでこれら4Wの相互関連を明らかにしていきます。
なぜ1890年に・東京で・天皇が・「教育勅語」を出したのか、その後、教育はどうなったのでしょうか。
これらについて具体的な事実を知った高校生たちは中学までの学習内容を思い起こし、大人顔負けの感想・分析を展開しました。
そして自分たちが生きている現代との関連についても様々な考えを示し、「歴史を知ることの面白みが分かった」と語っています。
皆さんはいかがでしょうか。 講演後の語り合いが楽しみです。

 

★日時:2017年10月21日(土) 14時〜17時 (開場13時30分)
★場所:杉並区立産業商工会館 展示室(JR阿佐ヶ谷駅南口から徒歩5分)
★資料代:600円 学生300円

 

【講師略歴】
1942年生まれ。東京に生まれる。1964年、東京教育大学卒業。1968年、同大学院地理学専攻修士課程修了。1968年4月より東京教育大学附属高等学校(現・筑波大学附属高等学校)社会科教員に着任。1996年、同校を退職し、琉球大学教育学部教授に就任。2008年、同大を定年退職、同大名誉教授、非常勤講師。
著書に、『旅しよう東南アジアへ 戦争の傷跡から学ぶ』 岩波書店〈岩波ブックレット no.99〉。
『教育勅語と学校教育 思想統制に果した役割』 岩波書店〈岩波ブックレット no.174〉。
高嶋伸欣 編著 『写真記録東南アジア 歴史・戦争・日本』第3巻 マレーシア・シンガポール、ほるぷ出版。
他多数。『ウソとホントの戦争論 ゴーマニズムをのりこえる』 学習の友社〈シリーズ世界と日本21 14〉、1999年8月。他多数。

 

主催:杉並歴史を語り合う会:代表服藤早苗
後援: 杉並区教育委員会 連絡先:090-1804‐5971(山本)

高円寺小中一貫校問題から区政を考える区民集会

  • 2017.08.28 Monday
  • 20:38

2017.9月2日(土)


13:30〜16:30(開場13:00)


東京土建杉並会館 3階ホール
             資料代:700円

                                                                         アクセスはこちら

パート
1.高円寺からの報告・訴え/スラップ訴訟・弁護士報告
2.区内各地域での区立施設再編問題などの報告・訴え

 

パート
3.住民自治の実現について、これからの取り組みを考えよう
(高円寺小中一貫校以外の地域のできごと:あんさんぶる荻窪・保育園の民営化・公園つぶして保育園?など)

 

びっくりこれが、高円寺校舎一体型・小中一貫校建設計画?!

 

◆もともと狭い敷地の中学校に、2つの緑ゆたかな小学校を廃校にして巨大校舎を建てるのはなぜ?

 

◆環七沿いで中央線のすぐ北という環境に、子どもたちを9年間も閉じ込めるのはなぜ?

 

◆排気ガスや騒音を防ぐためのたくさんの樹木を切ってまでして、巨大校舎(高さ30ーマンションなら10階)を建てるのはなぜ?

 

◆杉並区は、住民との話し合いに応じようとしません。

 

◆住民の生活環境を奪っておきながら、「地域と学校が仲良く」ってどういうこと?

 

◆子どもの生活や近隣の環境を守りたいから「巨大校舎反対!」のプラカード持ってタッチ立っていただけで訴えられた。

これってスラップ訴訟(どう喝訴訟)でしょ?住民は声も上げられないの?

 

=裁判の応援を!杉並区自治基本条例を生かせ!=

 

施設再編計画が住民無視で強行され、杉並のあちこちで「区民主権に基づく住民自治」(杉並区自治基本条例より)実現のための運動が続いています。
高円寺住民を裁判にかけ表現の自由・言論の自由を奪う「スラップ訴訟」(どう喝訴訟)裁判、「あんさんぶる荻窪廃止」をめぐる「7つのハンコ事件」裁判などを応援しよう!

 

主催:高円寺問題から区政を考える実行委員会
                     連絡先:仲里 03‐3315‐5676/ 濱本(杉並総合弁護士事務所)03-3398-7271

                                     

                                      
 

緊急集会 森友問題の本質に迫る!

  • 2017.03.24 Friday
  • 16:11

【緊急集会 森友学園問題の本質に迫る!】

 

「時の人」豊中市議 木村 真市議 が 杉並に来たる!
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◆◇-------------------------------
  
     最初に追及した木村真 豊中市議が語る『疑惑の真相』
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連日のように報道されている大阪市の学校法人「森友学園」をめぐる国有地の【激安払い下げ問題】。この疑惑を最初に追及したのが、豊中市議の木村真氏だ。

 

昨年情報公開請求した国有地の売却額について、非公表とした国の決定に対し、今年2月8日、大阪地裁に提訴。直後に記者会見を開くと報道に火がつき、今や安倍政権の屋台骨を激しく揺さぶる事態となっている。
 

渦中の木村真氏と、国会で追及している国会議員(民進党・共産党)を交え、「森友学園問題」の本質に迫る。

◆日時⇒
3月31日(金)

開場:午後6時30分 開演:午後7時(9時終了予定)

★場所⇒杉並区立阿佐谷地域区民センター 第4・第5集会室...
      (JR
阿佐谷駅南口徒歩3分)
※定員90名 席は先着順

★1部…「疑惑の真相に迫る」木村 真氏(豊中市議会議員)による講演
   
★2部…「問題の本質と追及の行方」
     民進党・共産党の国会議員(調整中)と木村真氏によるトーク
 

☆参加費★700

主催:自由と平和のために行動する議員と市民の会@杉並
    お問い合わせ : 090-1859-6656
(東本)

高円寺学校 事件とは…?

  • 2017.03.11 Saturday
  • 14:25

//////住民による 住民のための説明会//////

 

これでも、地域の学校なの?

 

高円寺学校 事件とは…?

 

不安の声、ぞくぞく

 

高円寺中、杉4小、杉8小、杉3小の一部と特別支援学級、
そして学童クラブまでが6階建て(マンションで言えば8
階相当)の巨大校舎に入ることになります。

 

日時 3月19日(日)13:30〜15:30
会場 高円寺北区民集会室
高円寺北3丁目25番9号 (JR高円寺駅北口より徒歩5分)

*参加費は無料です。

 

<プログラム>
・高円寺学校事件のソモソモは?
・建設の謎に迫る
・子どもたちの健康・安全は?
・小中一貫校の現場から
・これからどうする?みんなで考えましょう!

 

主催:杉並の教育を考えるみんなの会
連絡先:070−6977−2247(斎藤) 03₋3314−2720(小林)

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