ヘイトスピーチを許さない杉並に!

  • 2019.12.10 Tuesday
  • 21:52

ヘイトスピーチを許さない杉並に! 条例の制定をめざして

  • 2019.12.01 Sunday
  • 20:33

ヘイトスピーチを許さない杉並に! 

      条例の制定をめざして

 

      日時 20191216日(月) 

              1830(開場) 19(開演)21

 

  会場  杉並区立阿佐谷地域区民センター 第4・第5集会室

 

   講師 師岡 康子さん(弁護士・外国人の権利に関する委員会幹事)

   

<プロフィル>日本に住む外国籍の人の権利獲得運動、反レイシズム運動、朝鮮学校の権利を

主張する運動や人種差別撤廃施策推進法案成立のために活動している。

ヘイトスピーチ問題のパイオニアである。

   著書:『ヘイト・スピーチとは何か』(岩波書店)他多数。

 

 今年9月、杉並区議会で、ある区議会議員が「小学校の教科書について」として、教科書の使朝鮮通信使に関する記述をよみあげ、「全くの嘘です。…朝鮮通信使は、暴行、殺人、を繰り返すヤクザのような凶悪者集団」と断定するなど事実を歪曲し、朝鮮にルーツをもつ多くの人々をおとしめる発言を展開しました。  

 公職である区議会議員のこの発言は、ヘイトスピーチを扇動し、社会の差別と分断を助長するものです。私たちは 区議本人に対して抗議の声を届けましたが、まったく聞く耳を持っていただけませんでした。

「ヘイトスピーチ解消法」が施行されて3年、この法の中で自治体の取組みが責務となりました。

昨年は京都府が防止のためのガイドラインを施行、東京都では人権条例を制定し、本年には新宿区でガイドライン、国立市や世田谷区で条例が制定されました。現在も川崎市議会などで人種差別の言動を禁止するための人権条例制定の取り組みが広がっています。

 現在 杉並区内には100ヶ国以上の諸外国の方が住んでいます。私たちは、差別のない多様な共生社会を望んでいます。差別をなくすために何が必要なのか、どうすることが効果的なのかなど話し合い学習していくために、そのパイオニアである師岡弁護士をお招きします。

みなさん ぜひ ご参加ください。

 ◆資料代:700

 

 

安倍政権退陣要求緊急集会!! 

  • 2019.11.28 Thursday
  • 15:44
政治をかえる8区の会からの集会案内です。
---------------------------------------------------------------
 安倍政権退陣要求緊急集会!! 
  国会議員による現状報告!
         今、この国で起きている問題を現役国会議員が鋭く指摘!
----------------------------------------------------------------
毎年、各界の功労者を招待すると称して新宿御苑で行われる「桜を見る会」。
内閣総理大臣が主催する公的行事であるにもかかわらず、安倍首相は自身の後援会とそのお友達850人あまりを招待!
さらに前夜祭と称し、破格の5000円会費でホテルニューオータニにて宴会!
公費を私的に使用したとなれば公費横領の疑いが!
私費で招待したのであれば公職選挙法違反の疑いが!

私たち、『政治をかえる8区の会』では、疑惑からの逃げ切りを画策する安倍政権を厳しく追及するため、
緊急に国会報告会を企画しました。現役の国会議員(野党各党)から、「桜を見る会」疑惑をはじめとする
国会情勢を詳しく説明して貰います。
また、「身の丈」発言で延期に追い込まれた入試民営化ほか、安倍政権が押し進める政策の問題点についても取り上げます。
皆さま、是非お集まりください。
日時: 12月13日(金)  19時から21時
会場: セシオン杉並 8,9,10集会室
資料代: 500円
内容: 立憲民主党、日本共産党それぞれの国会議員を招き、国会報告を受け、
         質疑応答、議論していきます。
         杉並区義団も招き、発言頂く予定です
(主催)政治をかえる8区の会
お問い合わせ:カフェ雑貨ぽれやぁれ
杉並区高円寺南3-44-16 
tel  03-3316-0315 担当:安彦

『政治をかえる8区の会』は政治を政党にまかせずに、自分たちも
政治に参加して、市民の力で野党共同候補を作り、ここ8区(杉並区)
から日本の政治をかえようと活動を続けています。
(会の目的)
「野党共同候補をたて、東京8区で衆議院選挙に勝つ!」
----------------------------------

すぎなみ2019 憲法の夕べ☆半田滋さん☆

  • 2019.11.14 Thursday
  • 16:33
すぎなみ2019 憲法の夕べ
 講演:「日米同盟のさらなる強化……」自衛隊の今。
    日本政府と米軍の関係は? わたしたちの生活に影響がでるの?
 日 時:11月22日(金)19時〜20時45分(開場18時40分)
 講 師:半田 滋さん(東京新聞論説兼編集委員)
 会 場:セシオン・杉並ホール

     (地下鉄丸の内線「東高円寺駅」徒歩5分)
     東京都杉並区梅里1-22-32
 アクセス→http://www6.plala.or.jp/saito_music/sesion_suginami_info.html
 チケット:前売券700円 当日券900円
      大学生・障がい者500円 高校生以下無料

 主 催:2019杉並憲法の夕べ実行委員会
 後 援:杉並区教育委員会
 詳細はチラシ参照。
チラシ↓
http://www.9jo-tokyo.jp/plus/suginami191122.pdf

日韓問題と東アジアの平和   徴用工問題とは…? ?

  • 2019.10.13 Sunday
  • 13:08

■杉並市民アクション10・29集会 のお知らせ

〇=---------------------------------------------=

   日韓問題と東アジアの平和  

                            徴用工問題とは…? ?     

〇=---------------------------------------------=

日時⇒ 10月29日(火)

会場⇒阿佐谷 地域区民センター(第4・第5集会室)

<JR阿佐ヶ谷駅南口徒歩3分)

    18時30分(開場)19時(開演)〜21時

講師⇒ 内田雅敏さん(弁護士/ 日弁連憲法委員会幹事)

 

著書:『和解は可能か 日本政府の歴史認識を問う』 (岩波ブックレット)

『戦後が若かった頃に思いを馳せよう – 憲法・沖縄・アジア・戦後補償・靖国』

(三一書房) 他多数

 

「徴用工問題」を皮切りに日本と韓国の政治的対立が深まっている中、「韓国なんて要らない」とうたう週刊誌やテレビの報道が相次ぎ、「嫌韓」の空気が広がっています。そのことに傷つき心を痛めている方もたくさんいます。

問題の発端となっている「徴用工」とは何か ? 

戦争責任とは? 戦後補償とは….など事実を知り、

東アジアの平和について考えたいと思います。

みなさん ぜひ ご参加ください!

 資料代:700

主催:9条変えるな!杉並市民アクション

 連絡先⇒03−3396-3997 (塩谷) 090-1859-6656   (東本)

 

佐々木千夏区議発言のここがおかしい! 【とりあえずの最後】

  • 2019.10.02 Wednesday
  • 20:19

佐々木区議の発言はさすがにひどいもので、杉並区議会の臨時本会議を開いて「佐々木区議の発言の一部削除の申し入れ」を受け入れる(区議会会議規則上、形として本人申し入れという形をとらざるをえないようです。)こととなり、9月26日臨時本会議が開かれました。

イタリック体は引用です)

その詳しい状況報告はこちら↓

【26日本会議の様子】

杉並オンブスからあなたへ

http://atsuginami.blog.fc2.com/

わずか3分40秒の佐々木区議本人欠席の「本会議」たったということ。

(議会中継動画でも確認できます)↓

  http://vdg.jp/CeLSDDkjqQI4 

      佐々木議員から3件の発言取り消し申し出

「佐々木千夏議員から、9月12日の一般質問における発言のなかで、『いじめに関する相談』『教科書と日本人の損害』『戦後の歴史認識に関して』の発言の一部を取り消したい旨の申し出があった。」

この整理は以下の朝日新聞の記事などには以下のようにあります。

杉並区議会での朝鮮通信使発言

 http://www.asahi.com/articles/CMTW1909241300001.html?iref=pc_ss_date

  佐々木議員は12日の本会議一般質問で、小学校の社会科教科書を取り上げ、「朝鮮通信使が歓迎を受けたというのは、まったくのうそ。女性に対する暴行や殺人を起こしている」などと発言した。そのうち、「帰化人とか朝鮮人が中にいるから、こうした教科書がまかり通っているんです」「どうして歌舞伎町の一等地が朝鮮人のものなのでしょうか」「殴られたりいじめを受けたり、そうした相談が来ています」といった文言を含む3カ所の削除を申し出た。

 

では実際どうなのか?実際の発言と照らしてみます。

 

実際に『戦後の歴史認識に関して』や、『いじめ』とはどう語られたのか?以下は佐々木区議の発言です。

 いままでGHQの、戦後の誤った社会的、日本弱体化政策によって、誤った歴史によって、日本人は正しい歴史を知らされてないんです。実際は、わたくしたちは、現実は、正しいことを知らされてなかったら、実際、奴隷じゃないですか。ほんとうに家畜だと思います。ですから正しい歴史を知らされていない。みなさん教科書で書いてあることは本当のことだ、NHKが言ってることだから本当のことではないかと、わたくしも除名されてからわたくしがTwitterなどで発信していることに対していろんな方からご連絡がきたんですけれども、そのことを申し上げたら、非常に驚かれていました。NHKの番組を放送しているから、教科書に書いているから、それがすべて正しいということではないんです。戦後の日本弱体化政策によって、こうした誤った歴史観が、ずっと伝えられてきております。その弊害が今の日本のいろいろ問題になってきているわけで、現実に、杉並区のお子さんがいじめにあっているんです。

つまり、「戦後の誤った歴史観」が、私たちを「奴隷」「家畜」とし、「杉並区のお子さんがいじめ」にあっていると無理やりつなげるのです。

他にも、「いじめ」については随所に出てきます

 実際、朝鮮は日本が強制的に植民地にしたのではなくて、韓国が助けを求めてきたんです。それに対して、仕方なく日本政府は反対だったけれども、救済を求めてきたので仕方なく併合したというのが、歴史的事実です。それをもって日本は酷いことをしたんだから、お前らこれぐらいの差別当然だというふうに、殴られたり、いじめを受けたり、そうした相談が来ております。

⇒ 発言の最期の部分が、「三か所削除」のうちの一つということですが、これは、全面的に削除すべきではないでしょうか?

 

『損害』ってこの↓発言のこと? 「帰化人」発言も↓

  そしてまた大人の間でもいじめですとか、区民のかたが損害を受けられることがあって。荻窪に年商150億の食品会社の、会社の創業者のかたから実際に聴いた、実際の体験談なんですけれども。かつて在日朝鮮人の女性に、ビリヤード場を作ってあげたんですけれども。その方は、本当は1000万円かかるところを、裁判をかけて私の作ってほしいものと違うということでいわゆる難癖をつけられて、1000万円以上かかったところを、裁判所で、日本は強制的に植民地にした、いじめられた、従軍慰安婦はあったなどと法廷で騒がれて、区民のかたが、1000万円がわずか200万円しか払ってもらえなかった。こうした損害の事例、いじめの事例、また朝鮮人男性からセクハラを受けたと。そうしたまったく歴史的事実と違う事をもって、これぐらい当たり前だと言われたということが、区民のかたからきてわたくしも大変驚いております。

笑いごとじゃなくて、いなかった従軍慰安婦に10億円も政府が払って、どうしてみんな怒らないのかと。本当に思います。それは洗脳。教科書によって、NHKの番組によって、みんな洗脳されているから。…教科書を今すぐ変えてほしい、というのは変えられないので、たとえば竹田恒泰先生ですとか、百田尚樹先生の『日本国紀』を副読本として与えるとか。なぜそれがおかしいんですか。はっきり申し上げて帰化人とか朝鮮人が中にいるから、こうした教科書がまかり通っているんです。それによって日本人がどれだけの損害を受けているか。この教科書を当然改めるということは出来ないと思います。ですから副読本を配るとか、教師のみなさんに勉強会を開いていただいて、こうしたことは間違っていると子どもたちに教える。という、どちらかを取って頂きたいと思っております。  

 どうでしょう? 区議会では、「歴史認識はそれぞれ人によって違うから、それ以外の発言箇所で」ということで、「部分削除」となったようですが、これでは文脈全てが、差別を誘導しているといえるのではないでしょうか?言い換えれば、自分の主張がまず先行して、その目的のために「歴史」を歪曲し、都合よく歴史用語を当てはめているという論法でしょう。「洗脳です」を繰り返していることは、そのままご本人に返します。

 

◆「杉並オンブス」でもこう結んでいます。

 傍聴していても、佐々木議員がどの部分をどのように取り消したか、わからなかったので、区議会事務局に「佐々木議員の発言を取り消した文言」と「欠席届」について情報開示請求書を提出した。2週間以内に「可否決定通知書」が送られてくる予定です。(オンブス)

 ⇒2週間後の「通知」結果を待ちたいと思います。

 

なお、澤藤統一郎の憲法日記

 http://article9.jp/wordpress/?p=13366  

こちらのブログに、大変まっとうな批判が述べられていますので、ご参照ください。

 

 それにしても、佐々木区議の「本当です」のリフレインは、「嘘を100回言えば真実になる。」というナチスのゲッべルスのプロパガンダのフレーズを思い出します。

※注;厳密にはゲッべルスの言葉は以下のようです。

【ドイツ語】
Wenn man eine große Lüge erzählt und sie oft genug wiederholt, dann werden die Leute sie am Ende glauben. Man kann die Lüge so lange behaupten, wie es dem Staat gelingt, die Menschen von den politischen, wirtschaftlichen und militärischen Konsequenzen der Lüge abzuschirmen. Deshalb ist es von lebenswichtiger Bedeutung für den Staat, seine gesamte Macht für die Unterdrückung abweichender Meinungen einzusetzen. Die Wahrheit ist der Todfeind der Lüge, und daher ist die Wahrheit der größte Feind des Staates.

【和訳】

もしも大きな嘘を語り、しかもこれでもかというほど繰り返せば、最終的に人々はその嘘を信じるに至る。嘘がもたらす政治的、経済的、軍事的な結果に、国家が人々の目をふさぐことに成功している限り、嘘はつき放題だ。したがって、全力をあげて異論を抑え込むことは、国家にとって死活的に重要だ。真実は嘘の不倶戴天の敵であり、ゆえに真実は国家の最大の敵なのである。

     ⇒「真実は国家の最大の敵だ。」と言いきるとは、もっと恐ろしい。

 

佐々木千夏区議発言のここがおかしい!その3【ハングル】

  • 2019.09.29 Sunday
  • 21:30

佐々木千夏区議発言のここがおかしい!ーその3ー

今回は【ハングル】について。

まず、あれ?と思うことは、

『小学校の教科書について』ということですが「ハングル」?小学校でハングルのこと教科書に出てましたっけ?

まずは、佐々木千夏区議の発言から


ハングル文字の制定。この教科書にハングル文字が作られた、そしてまた長いこと朝鮮でハングル文字が使われたというのがありますけれど、これも朝鮮総督府の日本人の官僚が現在の形まで制定した。これ本当です。これは歴史的事実ですし、竹田恒泰先生、櫻井よしこさん、また、青山繁晴先生とか、いろんな有識者のかたがそのように教えられているんです。これは本当のことですから。


 「ハングル」の歴史に関しては15世紀李氏朝鮮にさかのぼります(当初は「訓民正音」)。中国大陸で「漢字」が作られ、日本列島では「平仮名」などが産み出されてきました。そして朝鮮半島では「ハングル」という独特の文字が発明されてきました。そうしたことを小学生が知ることに何の問題もありません。
ただ、ハングルが文字として整備される歴史に植民地時代の日本も関わり、その経過も評価も複雑で、それは小学生が学ぶにはふさわしいことではありません。小学校教科書にも、植民地時代における「ハングル」の記述はありません。まして「朝鮮総督府の日本の官僚現在の形まで制定した」と、何を根拠にして述べているか不明です。
佐々木区議の「官僚が制定した」というのは、1912年日韓併合時代の朝鮮総督府が、ハングルの表記法を近代的な意味での正書法として明文化した「普通学校用諺文綴字法」(※ 注1)をさすのかもしれません。しかし、これはそれまでの民間の慣習的表記法を整理し成文化したのにすぎません。その後何度かの改訂を行いますが、「新たな正書法」というよりは、従来行われていた慣習的な表記法を整理し明文化したものでした。そうした中、朝鮮語研究会が、朝鮮総督府の協力を得て、1930年に「正書法諺文綴字法」を制定しました。しかし、これは表音主義的表記法(※注2)との妥協の産物でもあり、研究会の主張が徹底されたものではなかったため、研究会の主張する徹底した形態主義的表記法(※注2)を実現させようと1933年に「朝鮮語綴字法統一案」を制定しました。その後、何度も改訂が重ねられ1988年「ハングル正書法」となります。ちなみに、この総督府に対し比較的従順であった朝鮮語学会も1942年には学会員33名が治安維持法違反として検挙されています(朝鮮語学会事件)。このように、ハングル成立には複雑な歴史がありますが、このような内容は、まず小学校では扱いません。そして、ここでもまた、佐々木区議は「本当です」「有識者」が「言っている」、と連呼しますが、前の2つの事項と同様にこれは一方的で独断的な判断で、資料に基づくものでまったくなく、議会のまっとうな言論活動を卑しめるものです。
それにしても、この方、「嘘です」と「本当です」しか言えないのでしょうか?

 

※注1「諺文(おんもん 【韓】オンムン、ハングル表記: 언문)」朝鮮固有の文字。

音声表記として精巧な表音文字の一種で、一五世紀半ばに考案され「訓民正音」として公布された。元来、漢字に対しての卑下した名称なので、現在はハングル(han-gɯr 「大いなる文字」の意)と呼ばれる。〔現代文化百科事典(1937)〕

 

※注2 表音主義的表記法とは、朝鮮語を発音通りにハングルで綴る表記法である。それに対して現代正書法は、個々の形態素を明示して綴るので形態主義的表記法と呼ばれる。

 

ここでおしまいにしようと思いましたが、最後に、ちょっとオマケがあります。(続く)

佐々木千夏区議発言のここがおかしい!-その2【創氏改名】

  • 2019.09.26 Thursday
  • 16:12

佐々木千夏区議発言のここがおかしい!

 

要請文に続いて、テーマごとに、佐々木千夏区議の発言と問題点を順次掲載します。

その2は【創氏改名】に関して。

 

――――部分が佐々木区議の9月12日の区議会本会議での発言です。


「創氏改名、『朝鮮人は姓名を日本式に変えられ』とありますが、これは真っ赤な嘘です。「創氏改名に殺到する朝鮮人」という朝日新聞のかつての記事もありますし、「動画」もあります。実際朝鮮人の方から海外で仕事をする際に朝鮮人だと差別されるので日本式に変えて欲しいとの要望があって、日本政府も仕方なく許可したという事実があります。本当のことです。」


 名前を表示する時に「姓名」「氏名」という言葉が同じように使われることがあります。しかし「姓」と「氏」は異なるものです。 朝鮮では儒学的な考えのもと、血族集団の「姓」を重視する伝統があり、結婚しても男女とも「姓」はかえない社会でした。それを「氏」という家を中心とする日本社会の風習にくみ込もうとしたのが「創氏改名」政策で、夫婦同姓とし、名も日本風にしたものです。戦争が進む1940年、日本の戦争政策に協力させるために、朝鮮人を日本人化しようという「同化政策」=「皇国臣民化政策」の一環として行われました。この法令は突然1940211日に施行され、半年後の810日までに創氏するかどうかを決めて届け出ることとされました。届け出なければ、そのまま従来の朝鮮名が氏とされ、妻の姓も夫の姓にかわりました。届け出た場合を「設定創氏」といい、届け出ない場合を「法定創氏」と言います。「設定創氏」の場合は、日本風の姓となることが必至でした。厳密に言えば、創氏は義務=強制で、改名は「任意」でしたが、日本風にすることが推奨されました。そして、当初は官僚層や、教員など公職者が「率先垂範」を求められ、これを推進しようとした経緯があります。つまり、「自ら進んで行った」という見た目の手続き方法を総督府は強制したと言えます。役所の執拗さに押されて、わけのわからないままに手続きを行った朝鮮庶民も多かったのです。結局、「設定創氏」をした朝鮮人は80%にのぼり、20%の人が抵抗し続けました。

 佐々木区議はこうした一連の流れを無視し、一部の動きを都合よくきりとった「写真」「映像」を都合よく解釈して「創氏改名」を美化して論じています。それを「本当のことです」と断定して押しつけるのは、朝鮮通信使の問題と同様にメディアリテラシーの視点からも、まっとうな議論をするべき議会にふさわしくないことです。

 

※なお、本日26日、臨時本会議で佐々木区議の発言の一部が取り消されたようですが、その点はまた後日。

 

佐々木千夏区議発言のここがおかしい!  その1【朝鮮通信使】

  • 2019.09.25 Wednesday
  • 14:44

佐々木千夏区議発言のここがおかしい!  

要請文に続いて、テーマごとに、佐々木千夏区議の発言と問題点を順次掲載します。

その1として、まずは【朝鮮通信使】に関して。

――――部分が佐々木区議の9月12日の区議会本会議での発言です。


85ページ。使節団は各地で歓迎をうけ、その宿舎には朝鮮や中国のことを知ろうと、大勢の人が押し掛けたとありますが、これはまったくの嘘です。いや本当なんです。全国で実際に女性に対する暴行ですとか殺人、今で言う関東連合のような、やくざのような。いや、これ本当なんです。各地でそうした問題をおこしているんです。実際、竹田恒泰先生ほか有識者の方が、動画などでこれはまったくの嘘だ、女性に対する暴行、殺人、強盗を繰り返す凶悪犯罪者集団であったと教えられています。根拠って、あの、本当です。記録が残っているんです。わたしは本当のことを申し上げているんです。」 


 

<佐々木氏の区議としての資質を疑う>

 佐々木区議は朝鮮通信使のことをとりあげ、杉並区の小学校が採択している東京書籍教科書に「使節団は各地で歓迎をうけ、その宿舎には朝鮮や中国のことを知ろうと、大勢の人が押し掛けた」とあるが、「これはまったくの嘘」だと断定しました。そして、議場からの疑問の声が聞こえたのか「本当です。記録が残っているんです。わたしは本当のことを申し上げているんです」と繰り返しました。具体的には、「竹田恒泰先生ほか有識者の方」「動画」などで朝鮮通信使は、「女性に対する暴行、殺人、強盗を繰り返す凶悪犯罪者集団であったと教えられています」と述べました。

 

<この発言は大きな2つの問題>

1)朝鮮通信使は、多くの地域で歓迎され、使節団に関心をもつ多数の人々が使節団を訪ねたということは、朝鮮通信使の研究で資料にもとづいて明らかにされています。書名をあげるまでもなく杉並区の図書館に多数所蔵されている一般的な概説書にもそのことが記述されています。そうした多数の書物がある中で、「これは全くの噓です」と、断言するだけの根拠をきちんと示していただきたい。「根拠」を問われ、「本当です」「記録が残っている」「○○先生など有識者に教えられた」などと言って応えたと思っているのでしょうか。これはいわば信仰・信念を告白して、私を信用せよといっているに過ぎません。議会におけるまっとうな論議の出発点になりうるものではありません。この点だけでも、佐々木氏の区議としての資質に疑問を持たざるを得ません。

 

2)後半の「有識者」の「動画」とは、どういうものなのか、また「女性に対する暴行、殺人、強盗を繰り返す凶悪犯罪者集団」であったとどのような資料を根拠に述べているのか、「you tube」をさぐってみました。「you tube」に見られる動画の中には、映像の良さを活かして資料の解説などを中心にして朝鮮通信使を論じるものもあり、また朝鮮通信使について主張したいある特定の結論があって、資料などをそれにあわせて入れながら主張に沿った展開をしていくものもあります。見る側にはいわゆる「情報リテラシ−」が求められます。学習指導要領でも偏った見方ではなく、いろいろな角度、いろいろな視点から物事を捉える力をつけることが強調されています。資料をきちんと扱えば、朝鮮通信使が教科書のような事実を持つものであることは否定できず、「凶悪犯罪者集団」などというレッテルを貼るものは、その意図をもって一面的に朝鮮通信使を論じた動画にしか出てきません。

 こうした中で、佐々木氏は、根拠にした「映像」が何なのかを明らかにする責任があります。資料を都合よく一面的に利用したような「映像」を根拠にすることは、議会で教育を論議するものとして不適切であり、不見識です。

佐々木千夏区議の議会でのヘイト発言に対する抗議活動を行いました。

  • 2019.09.24 Tuesday
  • 17:48

本日、杉並区議の佐々木千夏区議が、議会本会議で行ったヘイトピーチに関して、抗議を込めた以下の要請を行いました。

区議会各会派へのロビーイングと記者会見を行いました。

この後、随時情報を発信します。まずは、本日出した要請文です。

 

                           2019924日(火)

                            

杉並区議会議長井口 かづ子殿

杉並区議会議員各位 

          

          佐々木千夏区議会議員の発言に関する要請 

                                

日頃より 区政にご尽力されていることに敬意を表します。

2019912日の杉並区会議の本会議での佐々木千夏議員の一般質問の内容に関して、

以下のことを要請します。

 

1)佐々木千夏区議会議員に対し、議会での発言の取り消しと、差別発言に関しての謝罪を求めます。

 2)杉並区議会は、当該差別発言の問題性を重視し、当該区議に対し、区議会の総意をもって、

その全面的な取り消しと真摯な謝罪を求めてください。

3)杉並区議会は、佐々木千夏区議会議員の辞職勧告決議を上げることを要請します。

 

【趣旨】

杉並区議会という公的な場で、佐々木区議は『小学校社会科教科書』(東京書籍)の記述にふれながら 次のような事実に反する発言をし、朝鮮にルーツを持つ多くの人びとをおとしめました。

 

「『朝鮮使節団は各地で歓迎をうけ、その宿舎には朝鮮や中国のことを知ろうと、大勢の人が押し掛けた』とありますが、これは嘘です。全国で実際に女性に対する暴行ですとか殺人、今で言う関東連合のような、やくざのような各地で問題をおこしている。」と、朝鮮通信使が歓迎を受けたことを「嘘です」と断言しています。

 

また、創氏改名に関しては「朝鮮人のほうから、日本式に変えてほしいという要望があって、日本政府も仕方なく許可したのです。」さらに「朝鮮は日本が強制的に植民地にしたのではなく、韓国が助けを求めてきたのです。それに対して、日本政府は反対だったけれど、救済を求めてきたので仕方なく併合した。」と植民地化の過程を歪曲し、「その弊害が今の日本のいろいろ問題になってきているわけで、現実に、杉並区のお子さんたちがいじめにあっているのです。」と、何ら具体的な事例を示すことなく断定しました。

 

これは、基本的な人権問題で、デマゴギーによる民族差別、人権侵害に他なりません。教科書に書かれていることは、歴史学研究で明らかにされていることです。こうした一連の発言に、私たちは強く抗議します。

 

また、921日の「朝日新聞」記事によると、佐々木区議は三か所の削除を申し出たということですが、基本的趣旨は変わりません。佐々木区議は議場で「本当です。」「有識者が言った」「動画で見た」などの発言を繰り返しましたが、資料に基づく根拠なしに議論は成り立ちません。

根拠のない一連の発言の全面撤回を求めます。このような特定の民族を不当に貶め激しく攻撃するような発言は、議員の品位保持を義務づけた「地方自治法132条」違反はもちろん、「ヘイトスピーチ解消法」にも抵触します。

 

さらに、公職である佐々木区議の発言は、ヘイトスピーチを扇動することになり、社会の差別を助長する一因にもなりかねません。区議会議員としてあるまじきことです。私たち杉並区の住民として、とうてい容認することはできません。議員辞職が相当だと考えます。よって「辞職勧告決議」を上げていただくことを要望いたします。

 

 

中村平治(東京外国語大学名誉教授) 永田浩三(武蔵大学教授)、服藤早苗(埼玉学園大学名誉教授)、眦菴欣(琉球大学名誉教授)、林昭男(滋賀県立大学名誉教授)、林知子(群馬大学名誉教授)黒川みどり(静岡大学教授)、趙 景達(千葉大学人文科学研究院教授)、伊藤 定良(青山学院大学名誉教授)、小林 緑(国立音楽大学名誉教授)、河添 誠(都留文科大学非常勤講師)、小田川 興(在韓被爆者問題市民会議代表)、大門正克(早稲田大学特任教授)、丸浜昭(歴史教育者協議会副委員長)、熊谷博子(映像ジャーナリスト)、三上昭彦(元明治大学教授)、池田香代子(作家・翻訳家)

                         <順不同> 他 杉並の住民多数

 

連絡先:杉並の教育を考えるみんなの会 <アドレス info@sugimina.com >

 

当日の様子は以下のTwitterで見れます。

 

杉並の問題をみんなで考える会 http://suginami.kangaeru.tokyo/
Twitter

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