中学校道徳教科書採択にあたっての要請

  • 2018.07.11 Wednesday
  • 21:17

2018年7月11日

 

杉並区教育委員会   

教育長     様  

 

                中学校道徳教科書採択にあたっての要請                      

                                                                    

                                           杉並の教育を考えるみんなの会                         

 

  日頃より杉並の子どもと教育に深く心を砕かれておられることに敬意を表します。

昨年度の小学校に続き中学校でも、「道徳」教科化により検定が行われ、2019年度から使用する「特別の教科 道徳」の中学校教科書の採択が行われます。私たちは、これまでの教科書採択で、特定の教科書を支持したり、排除したりする立場はとっていません。

  ただし、新しい歴史教科書をつくる会(「つくる会」)や、そこから分かれた日本教育再生機構(「再生機構」)・改正教育基本法に基づく教科書改善を進める有識者の会(「教科書改善の会」)の扶桑社版=育鵬社版・自由社版教科書(以下、「つくる会」系教科書)は例外です。「つくる会」や「再生機構」・「教科書改善の会」は、他社教科書を「自虐史観」「反日史観」などと誹謗し、日本国憲法を敵視し、日本の過去の戦争を正当化する「戦争肯定」の教科書です。天皇中心の日本を回顧的に追い求め、歴史的事実を歪曲するという点で、私たちは育鵬社版など「つくる会」系教科書の採択に対してだけは反対してきました。

 今年の中学校道徳教科書採択にあたっても、私たちは前述のような立場で採択を迎えようと考え、各地での教科書展示で閲覧と意見を書くということを行ってきました。以下、検定合格した8社の教科書を閲覧し、話し合った上で、要請します。

 

1.日本教科書の道徳教科書だけは、子どもたちの手に渡さないでください。

 

  2017年度に中学校道徳教科書の検定を申請したのは、東京書籍、学校図書、教育出版、光村図書、日本文教出版、学研みらい、廣済堂あかつき、日本教科書の8社で、すべて検定合格しました。日本教科書以外は小学校道徳教科書を発行した教科書会社です。

 新規参入の日本教科書株式会社は、安倍首相のブレーンとして知られる八木秀次・麗澤大学教授(日本教育再生機構理事長)らが2016年4月に八木氏が代表取締役社長に就任して設立しました。設立時の所在地は日本教育再生機構の事務所と同じ場所にありました。八木氏は、道徳の教科化などを提言した安倍首相直属の教育再生実行会議の有識者委員で、「道徳の教科化」を推進した中心人物です。八木氏は16年9月に日本教科書の代表取締役を退任し、その後の社長には晋遊舎の代表取締役会長の武田義輝氏が就任しています。晋遊舎は『マンガ嫌韓流』や元「在特会」会長の櫻井誠氏の本などヘイト本を多く出版している出版社です。日本教科書の現在の所在地は、千代田区神田神保町の晋遊舎の中にあり、晋遊舎の「子会社」と言えます。日本教科書は、事実上「つくる会系」教科書と言うことができます。

 

  内容から見ても、日本教科書は完成度の低い、復古主義・国家主義的内容です。道徳の学習指導要領は、その内容項目を、A「自分自身に関すること」、B「人との関わりに…」、C「集団や社会との関わりに…」、D「生命や自然、崇高なものとの関わり…」という4つの大項目に分類して規定しています。

 他社はこのA・B・C・Dに属する内容を適宜織り交ぜて配列し1冊を編集していますが、日本教科書は、各学年ともにA・B・C・Dを1ページから順番に扱っています。そのため、例えば1学期には「A」の内容だけを学習することになります。教科書づくりの「イロハ」を理解していない編集であることが明らかです。しかも、検定意見数が飛び抜けて多く、その多くが字句の間違いなどで、完成度が極めて低い教科書です。   

 

  さらに、使われている教材が編集部で作文したものが多く、無理矢理に教えたい「偉人」に結びつける展開のものがあります。

例えば、吉田松陰を登場させるために、中学生が陸上競技の走り込み途中で松下村塾の前を通る話などがその一例です(中1)。

また、新潟県長岡市がハワイと姉妹都市提携をして真珠湾で花火を打ち上げるという「白菊」(中2)という教材の最後に何らの必然性もなく安倍晋三首相の真珠湾での演説を1ページ分載せています。現役政治家の教科書記載は公平性からも配慮が必要なところでしょう。

   また、「道徳」とはかけ離れた内容もあります。「14歳の責任」では、14歳からは刑事責任能力が問われると罰則を強調します。イジメで被害生徒を自殺させた場合、少年院送り、出所しても地元では針のむしろ、賠償金の支払いは一生続くと脅しつけるような内容です。これが「心を育てる道徳教育」といえるのでしょうか?少年法は社会科公民の刑法のところで扱いますが、こんな脅迫まがいの教え方はしません。

 

 さらに、この教材の後には「もっと知りたい」として「割れ窓理論」が紹介されています。これは「犯罪学者」の理論で、「ゼロ・トレランス」(寛容ゼロ)の機械的懲戒処分の論理です。これは犯罪阻止の論理であり、14歳の「道徳」で教える内容ではありません。これでは脅しでしかありません。例をあげればきりがないのですが、この日本教科書の「道徳教科書」は、未来をになう子どもたちを育てるという視座からはかけ離れたものと言えます。

 

 2.子どもの内心を数値で「自己評価」させ、特定の価値観をおしつけるような教科書は採択しないでください。

 

 いずれの教科書も巻末に「自己評価」「ふりかえり」のページがあります。

道徳の教科化にあたって文科省は、数値による評価はしないとしてきました。ところが中学校道徳教科書は、8社中、東京書籍・教育出版・日本文教出版・廣済堂あかつき・日本教科書の5社が生徒に4〜5段階で自己評価させる欄を設けています。   

   子どもの内心の「愛国心」などを数値で「自己評価」させるような教科書ではなく、自らの考えや、行動について、自由に記載でき、はじめから結論を押しつけるようなことはしない教科書を選んでください。  

  なお、この自己評価に関しても、日本教科書が最も露骨です。

「中学生で身につけたい22の心」として、「礼儀を大切にし、時と場に応じた言動を判断できる心」「国を愛し、伝統や文化を受け継ぎ、国を発展させようとする心」「日本人としての自覚をもち、世界の平和や人類の幸福に貢献しようとする心」などを4段階のレベルで評価させる内容です。他社と比べても子どもにふさわしくない内容を多く含んでいる教科書です。

 

  私たちは、「道徳」とは、子どもたちが周りにある様々な人間関係の中から、自ら考え、みんなで話し合い、行動の規範を見つけ出す学びだと考えています。押しつけの中からは何も生まれませんし、覚えこむ学びでもないはずです。

  初めから「こうあるべき」という押しつけの「道徳」は子どもたちの成長に役立つものとは思えません。

  中学生は自ら多様な考えを見聞きし、自ら考える力を備えています。子どもたちのこの力を引き出すことこそ学びの本質でしょう。この点からも、特定の価値観を押し付けることのない教科書、教育を望みます。

 

  また、中学生といえば、「内申点」という点からも「評価」には敏感です。「評価」により子どもの心を縛ることのないことを強く願います。いずれの教科書も道徳授業時数に比較して、文章も長く総ての内容について授業で取り上げることは困難と思われます。生徒の実態に応じて学校で裁量できるよう形式的な押し付けは避けてください。

 

  以上のような観点から、今回の道徳教科書の採択にあたって、教育委員の皆様が、深慮を重ねて採択にあたられることを心から願い、要請する次第です。       

                                                                                    以上                         

古代女帝と近現代天皇制

  • 2018.04.29 Sunday
  • 11:14

杉並ほっとコミュニケーション 第32期
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年間テーマ

2018年度 = 「明治維新150年を考える」=

 

第1回 古代女帝と近現代天皇制


お話: 服藤早苗さん( 埼玉学園大学名誉教授 )

 

来年には、近代以降初めての天皇の譲位・新天皇即位、秋篠宮皇太弟(皇嗣)が
予定されている。明治時代に成立し、男女平等を謳った現憲法の下でも改訂でき
なかった皇室典範に基づき、新天皇の皇女愛子内親王は皇太子になれなかった。
「国民統合の象徴」たる天皇に女性がなれないのはなぜか。最新の古代女帝研究
成果をふまえて、明治の皇室典範制定問題も視野にいれつつ現代天皇制問題を考
えてみる。
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★日時:2018年5月19日(土) 14時〜17時 (開場13時30分)


★場所: 阿佐ヶ谷地域区民センター 第6集会室(JR阿佐ヶ谷駅南口から徒歩5分)


★資料代: 600円 学生300円


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【講師略歴】
1947年愛媛県生れ。71年横浜国立大学教育学部卒業後、小学校教諭を経て、77年
東京教育大学文学部卒業、80年お茶の水女子大学大学院人文科学研究科修士課程
修了、86年東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得。文学博士。
2001年より、埼玉学園大学人間学部教授、09年4月より同学部長。平安時代を中心
とした家族史と女性史をメインに研究をしている。

 

【著書・編著】『平安朝の母と子』『平安朝の女と男』『平安朝の父と子』(中
公新書)『家成立史の研究』『平安王朝社会のジェンダー― 家・王権・性愛』
(校倉書房)『歴史のなかの皇女たち』(小学館)『古代中世の芸能と買売春』
(明石書店)『「源氏物語」の時代を生きた女性たち』(NHK出版)その他単著・
編著等多数。

 

主催:杉並歴史を語り合う会 連絡先:090-1804‐5971(山本)
後援: 杉並区教育委員会

前川喜平さん講演会 「憲法とわたし」

  • 2018.03.25 Sunday
  • 16:24

前川喜平さん講演会 「憲法とわたし」

 
安倍首相は今年中に《改憲》の発議をすると決意を述べています。
憲法が変わると何が変わるのでしょう。

教育のあり方を切り口に憲法への熱い思いを語っていただきます。

■日にち:2018年4月17日(火)

■開 演:午後7時(開場午後6時30分)

■場 所:セシオン杉並・ホール
     東京都杉並区梅里1-22-32

     東京メトロ丸ノ内線「東高円寺」駅下車 徒歩5分
              「新高円寺」駅下車 徒歩5分

■定 員:578名(先着順、申し込みは必要ありません)

■資料代:700円

■主 催:前川喜平さん講演会実行委員会
    (9条変えるな!杉並市民アクション@9jouaction)    

■問い合わせ先:090-1859-6656(東本)
  https://jiyusuginami.jimdo.com/

 

特別な教科道徳ってなに?

  • 2018.02.20 Tuesday
  • 19:51

「特別な教科道徳」って何?  ー子どもの内面に介入しないためにー

 

20184月から小学校で「特別な教科 道徳」が新設されます。

今年度から「道徳」の教科書も検定教科書となり、「評価」の対象になります。

これまでの「道徳」の授業と何が変わるの?

道徳の教科化の問題点と、学校教育、子どもの成長に及ぼす影響を考え、授業のあり方まで考えます。

 

お話:宮澤弘道さん(公立小学校教員)

 

プロフィール:1977年、東京都生まれ。公立小学校教員。「道徳の教科化を考える会」代表。『季刊福祉労働』編集委員(現代書館発行)。2015年2月、「道徳の教科化を考える会」を立ち上げ、学習会を主催しながらその問題点を整理中。

 

日時:2018310日(土)午後1830分〜830(開場630分・開演1845

 

会場:杉並区立産業商工会館 展示室 JR「阿佐ヶ谷」駅南口より徒歩5

                            丸の内線「南阿佐ヶ谷」駅より徒歩3分 

                                               (杉並区阿佐谷南3丁目2番19号)

 

参加費:700

主催:杉並の教育を考えるみんなの会

 

「杉並の問題」フィールドワークのご案内

  • 2017.11.05 Sunday
  • 10:22

「杉並の問題」フィールドワークのご案内

 

―荻窪アンサンブル・高円寺中学・向井公園・ビーチバレーコート・久我山東原公園他―
                                               = お誘い=

☆田中区政の下、この1 〜 2 年で、「決定事項」と住民の声を聞かずに物事を進める区政が各地
で横行してきました。地域から声を上げましたが、残念ながら壁を打ち破れず実を結ぶことがな
く、いいようのない思いがたまっています。今、住民の運動等を威圧する「スラップ訴訟」も起

こされています。そこで、点を線に、面に広げて、一緒に考え行動していこうと、「杉並の問題を

みんなで考える会」(下記参照)として集まって動き始めました。まずそれぞれの地域
の問題を現地で知ろうと、次の現地見学会を企画しました。関係する方々に、案内とお話しをお
願いしています。現地を見て、一緒に考えていきませんか。

                                                                                杉並の問題をみんなで考える会

 

☆以下、特に申込みは不要です。当日、集合場所へご参集ください。参加費200円<各回>

 

◆第1回高円寺中学校からあんさんぶる荻窪へ
11月12日(日) JR高円寺駅改札口13時45分集合(高円寺中14時) <16 時頃解散予定>


高円寺中学―統合した小中一貫で巨大校舎や日陰の校庭?何が起こされて「スラップ訴訟」が?
アンサンブル荻窪―便利な区民施設を税務署に?子どもたちの居場所は?「七つのハンコ事件」裁判とは?


=見学場所現地を見て知って欲しいこと、考えて欲しいこと=

≪高円寺小中巨大校舎≫
●小1 から中3 まで同じ校舎、図書室、校庭、プールで大丈夫?

  中1 〜中3 が同じフロアで生活し、いじめ問題は大丈夫? 日当たりが悪い北側校庭。

○建築の強行に反対し監視をしていた住民を業者が業務妨害で訴えた。

 声を上げる人を裁判利用して脅かす目的(スラップ訴訟)。
≪あんさんぶる荻窪≫  <荻窪へ電車で>

●区長が一等地に荻窪税務署移転を約束し、便利な区立の複合施設を解体。

 子どもの貴重な運動の場の体育館、活動場所の児童館がなくなる。
○区長が虚偽の説明で町会長の捺印を集めた「七つのハンコ事件」。

 元町会長が区長を訴える裁判を起こしている。

 

◆第2回久我山東原公園周辺と永福南小学校跡地
11月18日(土) 井の頭線富士見ヶ丘駅改札口13時45分集合(東原公園14時)<16 時頃解散予定>

 

久我山東原公園―区は3000 筆を超す署名は無視し子どもたちとの約束は守らず
永福南小学校跡地―杉並にビーチバレーコートは要るのか?

 

=現地をみて知ってほしいこと、考えてほしいこと=
≪久我山東原公園≫

◇地域の要望を受けてつくられ、樹木が多く子どもも親も集まる愛されてきた公園で、

祭りや自治会主催の餅つきなどではとくににぎわう。災害時の拠点。
◆保育園も公園も! 署名が3000 筆を超え、説明会での住民無人の暫定代替広場からの

積極的提言も区はまったく聞かず、樹木を伐り保育園建設を強行。

代替え地の約束は果たされず、子どもたちは居場所を奪われたまま。災害時の不安への対処は?
◆保育士募集や定数充足度は? 久我山東保育園民営化方針。

                    <永福町へ電車で>
≪永福南小跡地≫

◇永福南小跡地には特養施設や体育館建設に、保育所も追加された。ただし多く
の批判を受けるビーチバレーコートはそのままで、建築費は○○億円?

 

☆この後第3回も検討中です!

 その他学習会・報告会も検討中です!

 

★「杉並の問題をみんなで考える会」について★
今年(2017 年)9 月はじめに高円寺中学の状況を知る会が開かれ、あわせてアンサンブル荻窪
や久我山東原公園、向井公園のミニ報告がありました。そして各地の状況に共通する杉並区政の
問題を、参加者一同があらためて痛感することになりました。その場で呼びかけがあって10 月
はじめに有志が集まり、いろいろ論議を重ねて「杉並の問題をみんなで考える会」を発足に至り
ました。できることにいろいろ取り組み、情報を共有していきたいと思っています。
 

<現地見学に関する連絡先>
濱本隆太hamamoto@suginami-law.gr.jp / 080-5057-2309
丸浜昭amaruhama@jcom.home.ne.jp / 090-2529-8994

 

『教育勅語』を今読み直して分かること

  • 2017.10.07 Saturday
  • 15:01

杉並ほっとコミュニケーション第31期
戦争と現代 part


1945年8月15日の日本の敗戦から70年以上が過ぎ、「戦争の記憶」が薄らぎつつあります。
再び同じ道を進むのか、と思われる社会状況も見られます。
そのような中で、戦争とは、戦後とはどのようなものだったのか、考えていきたいと思います。

 

『教育勅語』を今読み直して分かること

 

ー高校生が読み解いた『教育勅語』の歴史的”役割”と現代社会との関連ー

 

お話: 高嶋 伸欣さん(琉球大学名誉教授)

 

2017年の出来事の一つに『教育勅語』への関心の急な高まりがあります。
なぜ今になって注目されたのか。『教育勅語』の本来の意味はどのようなものだったのか。
今の時代、話題とすることにはどのような意味があるのでしょうか。
歴史を考えるときは5W1Hの内の、いつ・何処で・誰が・何を、の4Wを出発点にしながら、WHYとHOWでこれら4Wの相互関連を明らかにしていきます。
なぜ1890年に・東京で・天皇が・「教育勅語」を出したのか、その後、教育はどうなったのでしょうか。
これらについて具体的な事実を知った高校生たちは中学までの学習内容を思い起こし、大人顔負けの感想・分析を展開しました。
そして自分たちが生きている現代との関連についても様々な考えを示し、「歴史を知ることの面白みが分かった」と語っています。
皆さんはいかがでしょうか。 講演後の語り合いが楽しみです。

 

★日時:2017年10月21日(土) 14時〜17時 (開場13時30分)
★場所:杉並区立産業商工会館 展示室(JR阿佐ヶ谷駅南口から徒歩5分)
★資料代:600円 学生300円

 

【講師略歴】
1942年生まれ。東京に生まれる。1964年、東京教育大学卒業。1968年、同大学院地理学専攻修士課程修了。1968年4月より東京教育大学附属高等学校(現・筑波大学附属高等学校)社会科教員に着任。1996年、同校を退職し、琉球大学教育学部教授に就任。2008年、同大を定年退職、同大名誉教授、非常勤講師。
著書に、『旅しよう東南アジアへ 戦争の傷跡から学ぶ』 岩波書店〈岩波ブックレット no.99〉。
『教育勅語と学校教育 思想統制に果した役割』 岩波書店〈岩波ブックレット no.174〉。
高嶋伸欣 編著 『写真記録東南アジア 歴史・戦争・日本』第3巻 マレーシア・シンガポール、ほるぷ出版。
他多数。『ウソとホントの戦争論 ゴーマニズムをのりこえる』 学習の友社〈シリーズ世界と日本21 14〉、1999年8月。他多数。

 

主催:杉並歴史を語り合う会:代表服藤早苗
後援: 杉並区教育委員会 連絡先:090-1804‐5971(山本)

高円寺小中一貫校問題から区政を考える区民集会

  • 2017.08.28 Monday
  • 20:38

2017.9月2日(土)


13:30〜16:30(開場13:00)


東京土建杉並会館 3階ホール
             資料代:700円

                                                                         アクセスはこちら

パート
1.高円寺からの報告・訴え/スラップ訴訟・弁護士報告
2.区内各地域での区立施設再編問題などの報告・訴え

 

パート
3.住民自治の実現について、これからの取り組みを考えよう
(高円寺小中一貫校以外の地域のできごと:あんさんぶる荻窪・保育園の民営化・公園つぶして保育園?など)

 

びっくりこれが、高円寺校舎一体型・小中一貫校建設計画?!

 

◆もともと狭い敷地の中学校に、2つの緑ゆたかな小学校を廃校にして巨大校舎を建てるのはなぜ?

 

◆環七沿いで中央線のすぐ北という環境に、子どもたちを9年間も閉じ込めるのはなぜ?

 

◆排気ガスや騒音を防ぐためのたくさんの樹木を切ってまでして、巨大校舎(高さ30ーマンションなら10階)を建てるのはなぜ?

 

◆杉並区は、住民との話し合いに応じようとしません。

 

◆住民の生活環境を奪っておきながら、「地域と学校が仲良く」ってどういうこと?

 

◆子どもの生活や近隣の環境を守りたいから「巨大校舎反対!」のプラカード持ってタッチ立っていただけで訴えられた。

これってスラップ訴訟(どう喝訴訟)でしょ?住民は声も上げられないの?

 

=裁判の応援を!杉並区自治基本条例を生かせ!=

 

施設再編計画が住民無視で強行され、杉並のあちこちで「区民主権に基づく住民自治」(杉並区自治基本条例より)実現のための運動が続いています。
高円寺住民を裁判にかけ表現の自由・言論の自由を奪う「スラップ訴訟」(どう喝訴訟)裁判、「あんさんぶる荻窪廃止」をめぐる「7つのハンコ事件」裁判などを応援しよう!

 

主催:高円寺問題から区政を考える実行委員会
                     連絡先:仲里 03‐3315‐5676/ 濱本(杉並総合弁護士事務所)03-3398-7271

                                     

                                      
 

小学校道徳教科書採択にあたっての要請

  • 2017.07.11 Tuesday
  • 16:47

☆杉並の教育を考えるみんなの会では以下の要請書を杉並区教育委員会に提出し、要請しました。

 

 

杉並区教育委員会
教育長 井出 隆安様
教育長職務代理者 對馬 初音様
教育委員 久保田 福美様
教育委員 伊井 希志子様
教育委員 折井 麻美子様

                              小学校道徳教科書採択にあたっての要請
                                                                                   杉並の教育を考えるみんなの会
                                                                                   代表者:
                                                                                   住所:〒
                                                                                   電話:


日頃より杉並の子どもと教育に深く心を砕かれておられることに敬意を表します。
今回、「道徳」教科化により戦後初めて検定が行われ、2018年度から使用する「特別の教科 道徳」の小学校教科書の採択が行われます。私たちは、これまでの教科書採択で、特定の教科書を支持したり、排除する立場はとっていません。ただし、新しい歴史教科書をつくる会(「つくる会」)や、そこから分かれた日本教育再生機構(「再生機構」)・改正教育基本法に基づく教科書改善を進める有識者の会(「教科書改善の会」)の扶桑社版=育鵬社版・自由社版教科書(以下、「つくる会」系教科書)は例外です。「つくる会」や「再生機構」・「教科書改善の会」は、他社教科書を「自虐史観」「反日史観」などと誹謗し、日本国憲法を敵視し、日本の過去の戦争を正当化する「戦争肯定」の教科書です。そのため、天皇中心の日本を回顧的に追い求め、歴史的事実を歪曲します。この点で、私たちは育鵬社版など「つくる会」系教科書の採択に対してだけは反対してきました。

 

今年の小学校道徳教科書採択にあたっても、私たちは前述のような立場で採択を迎えようと考え、各地での教科書展示で閲覧と意見を書くということを行ってきました。ところが、検定合格した8社66点の教科書を閲覧し、話し合った結果、教育出版の道徳教科書にだけは、子どもたちの手に渡してはならないと考えるに至り、採択にあたる皆さんに意見を申し述べることとしました。その理由は以下の通りです。

 

第一に、どの教科書も学習指導要領と検定の縛りのためでしょう、同じような内容という印象が強いものになっています。加えて、戦後はじめての道徳教科書の検定ということで、各社が不合格にならないためか、同じ題材を多用していることも特徴です。しかし詳細に見ると、その中にあって、教育出版の教科書だけは、次のような点で、他社版と異なる内容・表現が多々あり、違和感を持たざるを得ませんでした。その中のいくつかを挙げると、
 2年生で扱っている「国旗・国歌」が他社と比べても異常に大きく偏った取り上げ方をしています。「君が代」の歌詞の説明が「日本の平和が長く続くようにとの願いだ」と虚偽の説明をし、君が代斉唱時の起立・礼の行動まで写真入りで指示しています。オリンピック・パラリンピックで使われる旗や歌は選手団の旗・歌(オリンピック憲章)なのに、これを意図的に混同して「国旗・国歌」と記述しています。
 5年生の教材「下町ボブスレー」で安倍首相の写真を載せ、5年生の「一人はみんなのために・・」で元ラグビー選手を扱った教材で東大阪市の野田市長の写真も載せています。どちらも掲載する必然性のない写真です。現役政治家の教科書掲載は、「義務教育諸学校教科用図書検定基準」の「第2章 教科共通の条件」の2の「(8)特定の個人、団体などについて、その活動に対する政治的又は宗教的な援助や助長となるおそれのあるところはなく、また、その権利や利益を侵害するおそれのあるところはないこと」に明白に違反し、教育の政治的中立を侵す重大な問題です。
  教育出版だけが、道徳のお手本にするべきとして紹介する人物に、経済界での成功者を多く掲載しています。豊田喜一郎、松下幸之助、本田宗一郎、山葉寅楠などです。これまで社会科や国語・理科などの教科書では、上記検定基準の「(7)特定の営利企業、商品などの宣伝や非難になる恐れのあるところはないこと」を根拠に、特定企業名の掲載は必ず検定で禁止されてきました。それとも矛盾するものです。
  「正しいあいさつのしかた」を小学校1年、2年と続けて指示しています。子どもたちの行為、行動を型にはめる規制・強制が至る所に強く出ています。また、「どれが正しいおじぎのしかたか」など、戦前の修身と同じようなおじぎをさせる「しつけ」・「礼儀」の教材が多く取り入れられています。

 

第二に、ではなぜ、教育出版の小学校道徳教科書が他社と違う多くの問題点があるのか?
この教科書の編著者を調べてみて、その理由がわかりました。
育鵬社の中学校社会科教科書をつくり採択活動を行ってきた日本教育再生機構(「再生機構」、八木秀次理事長)の道徳教育の中心メンバーが、教育出版の監修・編集執筆者に名を連ねています。まず、監修者の貝塚茂樹氏(武蔵野大学教授)と柳沼良太氏(岐阜大学大学院准教授)があげられます。貝塚氏は「再生機構」がつくり、育鵬社から出版した道徳教科書のパイロット版『13歳からの道徳教科書』の中心的な編著者です。貝塚氏は下村博文文科相(当時)が、13年に道徳の教科化に向けて設置した道徳教育の充実に関する懇談会の中心的なメンバーで、「再生機構」の理事、日本会議の関係者です。柳沼氏は、貝塚氏とともに小学校道徳教科書のパイロット版『はじめての道徳教科書』(育鵬社)の編著者を務めた物です。この二人と八木秀次氏が、「再生機構」の機関誌『教育再生』(2013年12月号)で道徳教育とその教科化を推進する鼎談をしています。
この二人以外にも、育鵬社発行の『学校で学びたい日本の偉人』の著者の一人である木原一彰氏(鳥取市立世紀小学校教諭)や武蔵村山市立第八小学校・校長牧一彦氏、主任教諭・小山直之氏、同嶺井勇哉氏の計3人も教育出版道徳教科書の著者に入っています。武蔵村山市には貝塚氏が道徳教育の指導にはいっています。同じ小学校の教員3名が著者に入るのは異例なことです。

 

第三に、最近、小学校道徳教科書採択で、安倍晋三首相に近い赤池誠章衆院議員による教育出版の採択を支援・推進する動きが表面化しています。赤池氏は、第2次安倍政権と第3次安倍政権で文部科学政務官を務め、現在は参議員自民党の文教科学委員会委員長です。
今年の道徳教科書採択に当たって、赤池氏は各社道徳教科書には、愛国心にそった教材がほとんどないと批判し、そのなかで唯一教育出版だけが及第点だとして、自身がつくった教科書の採点表では、教育出版に他社本の倍以上の評価点をつけました。そして教科書展示会へ参加し意見を書くよう呼びかけています。赤池氏は、日本会議国会議員懇談会(「日本会議議連」)の事務局次長で、日本の前途と歴史教育を考える議員の会(「教科書議連」)、神道政治連盟国会議員懇談会、みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会、創生「日本」、新憲法制定議員同盟、日教組問題を究明し、教育正常化実現に向け教育現場の実態を把握する議員の会などの右翼議連に所属する議員です。
「再生機構」・「教科書改善の会」の育鵬社版中学校教科書を支援し、採択を推進してきた赤池議員が教育出版の道徳教科書を絶賛し採択を支援しているのは、「再生機構」が、この教科書を育鵬社版の代役として位置付けているからと考えられます。

 

以上のような点から、教育出版の小学校道徳教科書は、ある意図を持った人々による編纂であり、「つくる会」系教科書と同じようなものと考えざるを得ないという結論に至りました。

 

私たちは、「道徳」という教科は、子どもたちが周りにある様々な人間関係の中から、自ら考え、みんなで話し合い、行動の規範を見つけ出す学びだと考えています。押しつけの中からは何も生まれませんし、覚えこむ学びでもないはずです。初めから「こうあるべき」という押しつけの「道徳」は子どもたちの成長に役立つものとは思われません。

        

以上のような観点から、今回の道徳教科書の採択にあたって、教育委員の皆様が、杉並区でかつて教科書採択時に犯した誤りを再び繰り返すことのないように、深慮を重ねて採択にあたることを心から願い要請する次第です。

 

                                      2017年7月 11日
 

天皇制をめぐる諸問題〜昭和天皇実録から生前退位問題まで〜

  • 2017.06.04 Sunday
  • 22:37

=杉並ほっとコミュニケーション第30期 =

☆戦争と現代 part

 

945年8月15日の日本の敗戦から70年以上が過ぎ、「戦争の記憶」が薄らぎつつあります。
再び同じ道を進むのか、と思われる社会状況も見られます。
そのような中で、戦争とは、戦後とはどのようなものだったのか、考えていきたいと思
います。

 

◆天皇制をめぐる諸問題
      〜昭和天皇実録から生前退位問題まで〜

 

◆お話:山田 朗 氏 (明治大学文学部教授)

 

日本国憲法では、天皇の地位は国民の総意によって定められることになっています。
今回、近著『昭和天皇の戦争』で検討した、『昭和天皇実録』を読み解き、アジア太平洋戦争に関わる天皇の実像を考えたいと思います。憲法の男女平等原則も視野に入れて考えたいと思います。

 

★日時:2017年6月10日(土)

     13時45〜17時 (開場13時15分)


★場所:杉並区立産業商工会館 第1・2集会室

     (JR阿佐ヶ谷駅南口から徒歩5分)


★資料代:600円 学生300円

 

【講師略歴】


1956年生まれ。現在、明治大学文学部教授、平和教育登戸研究所資料館長、歴史教育者協議会委員長。
専攻は日本近現代史・日本軍事史・天皇制論。


■単著
『昭和天皇の戦争指導』(昭和出版、1990年)
『大元帥・昭和天皇』(新日本出版社、1994年)〜第20回野呂栄太郎賞
『軍備拡張の近代史――日本軍の膨張と崩壊』(吉川弘文館、1997年)
『歴史修正主義の克服――ゆがめられた<戦争論>を問う』(高文研、2001年)
『昭和天皇の軍事思想と戦略』(校倉書房、2002年)
『護憲派のための軍事入門』(花伝社、2005年)
『これだけは知っておきたい日露戦争の真実――日本陸海軍の〈成功〉と〈失敗〉』(高文研、2010年)
『日本は過去とどう向き合ってきたか』(高文研、2013年)
『兵士たちの戦場――体験と記憶の歴史化』(岩波書店、2015年)
『昭和天皇の戦争』(岩波書店、2017年) など。他、共著、編集多数

 

主催:杉並歴史を語り合う会:代表服藤早苗
後援: 杉並区教育委員会
連絡先:090-1804‐5971(山本)

緊急集会 森友問題の本質に迫る!

  • 2017.03.24 Friday
  • 16:11

【緊急集会 森友学園問題の本質に迫る!】

 

「時の人」豊中市議 木村 真市議 が 杉並に来たる!
­­­­­­­­­­­­­­­­­­------------------------------
◆◇-------------------------------
  
     最初に追及した木村真 豊中市議が語る『疑惑の真相』
------------------------------◆◇------------------------------- 
連日のように報道されている大阪市の学校法人「森友学園」をめぐる国有地の【激安払い下げ問題】。この疑惑を最初に追及したのが、豊中市議の木村真氏だ。

 

昨年情報公開請求した国有地の売却額について、非公表とした国の決定に対し、今年2月8日、大阪地裁に提訴。直後に記者会見を開くと報道に火がつき、今や安倍政権の屋台骨を激しく揺さぶる事態となっている。
 

渦中の木村真氏と、国会で追及している国会議員(民進党・共産党)を交え、「森友学園問題」の本質に迫る。

◆日時⇒
3月31日(金)

開場:午後6時30分 開演:午後7時(9時終了予定)

★場所⇒杉並区立阿佐谷地域区民センター 第4・第5集会室...
      (JR
阿佐谷駅南口徒歩3分)
※定員90名 席は先着順

★1部…「疑惑の真相に迫る」木村 真氏(豊中市議会議員)による講演
   
★2部…「問題の本質と追及の行方」
     民進党・共産党の国会議員(調整中)と木村真氏によるトーク
 

☆参加費★700

主催:自由と平和のために行動する議員と市民の会@杉並
    お問い合わせ : 090-1859-6656
(東本)

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